この記事では、「ロック」と「パンク」と「メタル」の違いを分かりやすく説明していきます。
似た雰囲気を持つ3つの言葉には、どのような意味と違いがあるでしょうか。
「ロック」とは?
「ロック」は「rock」と英語表記します。
「ロック」は、「ロックンロールのこと」という意味があります。
また、「ロックンロールをはじめとして、その流れをくむ強いビートを特徴とするポピュラー音楽」という意味があります。
もともと「ロック」には、「揺り動かす」という意味があります。
1950年代にアメリカで流行し始めた音楽で、カントリー音楽に、リズム&ブルースなどを取り入れた、リズムが強烈だという特徴があるポピュラー音楽を「ロック」と呼びます。
「ロック」の言葉の使い方
音楽の好みは人それぞれですが、心を揺り動かされるようなリズムが特徴的な音楽が好きだという人がいます。
このような場合は、「私はロック音楽が大好きだ」などという文章を作ることができます。
「パンク」とは?
「パンク」は「punk」と読みます。
「パンク」は、「パンクロックのこと」を意味します。
もともと「パンク」には、「くだらないもの。
不良」という意味があります。
「パンク」は1970年代に、ロンドンやニューヨークに出現した、過激なロックミュージックで、体制化や様式化した従来のロックに反発し、荒々しい表現法を強調するものを指します。
「パンク」の言葉の使い方
その当時のロックを生ぬるいと感じたミュージシャンが、もっと過激な表現方法をしたいと思った結果、登場したのが「パンク」となります。
そのため、「ロックじゃ物足りないため、パンクを目指す」などという文章を作ることができます。
「メタル」とは?
「メタル」は「metal」と英語表記します。
「メタル」は、「ロックと比較して、低音で激しい音楽」になります。
また、シャウトやヘッドバンキングと呼ばれる、頭を振るパフォーマンスなどに特徴があります。
「メタル」の言葉の使い方
「メタル」を演奏するバンドのライブでは、シャウトやヘッドバンキングが行われます。
激しいライブを楽しみたいと感じる人は、「メタルのライブではじけたい」などという文章にできます。
「ロック」と「パンク」と「メタル」の違い
「ロック」と「パンク」と「メタル」は、音楽のジャンルという共通点があります。
もともと、アメリカに生まれたのが「ロック」で、そこから派生したのが「パンク」と「メタル」になります。
「ロック」が様式化して、過激さが消えていると感じたミュージシャンが生み出したのが、「パンク」で、「ロック」から派生した、低音が特徴的な音楽が「メタル」という違いがあります。
まとめ
「ロック」と「パンク」と「メタル」の違いについて見てきました。
3つの言葉にはそれぞれ意味の違いがありました。
3つの言葉の意味の違いを知ることで、好きな音楽のジャンルを、的確に表現することができるようになるかもしれません。