音楽のジャンル「HIPHOP」と「R&B」と「レゲエ」の違いとは?分かりやすく解釈

音楽のジャンル「HIPHOP」と「R&B」と「レゲエ」の違い専門用語・業界用語

この記事では、「HIPHOP」「R&B」「レゲエ」の違いを分かりやすく説明していきます。

音楽のジャンルを勉強していきましょう。

「HIPHOP」とは?

HIPHOP(ヒップホップ)とはストリート系の音楽のこと。

ゆったりしたパーカーに、腰まで下げたパンツ、斜めにかぶったキャップなど、ラフなファッションを身に付けて歌う自由な曲をあらわします。

早口でまくし立てるラップ、リズミカルで激しいブレイクダンスなど、アップテンポな曲調もHIPHOPの特徴です。

またHIPHOPでラップを歌う人は、ラッパーと呼ばれています。

日本ではKREVAさんやR-指定さん、海外ではエミネムなどがいます。

独特の韻を踏んだメロディは、ラッパーの熱い魂を感じさせてくれます。


「R&B」とは?

R&B(リズム&ブルース)とは、ゴスペルとブルースを混ぜた、ゆったりした音楽のこと。

アメリカのニューオリンズで生まれた、高音と低音を楽しむ音楽です。

万人受けしやすいメロディなので、世界中でよくヒットしています。

最近の流行りだとジャスティン・ビーバー、歴代の歌手だとスティービー・ワンダーがその代表格です。

日本だとMisiaさんや久保田利伸さん、和田アキ子さんなど、大物歌手の名前があがります。

R&Bは色々なサウンドがミックスされているので、色々なジャンルの良い部分だけを取り入れて、うまく成長してきた曲です。

パワフルで心に響き渡るような美声が味わえるので、しっとり音楽の余韻にひたりたい夜におすすめです。


「レゲエ」とは

レゲエとはジャマイカで生まれた、陽気で明るいポップソングのこと。

ドレッドヘアに明るい色彩のTシャツを合わせた、カジュアルなファッションが似合います。

レゲエの魅力は、アフリカ系の民族楽器を組み合わせること。

トカという手で打ち鳴らす太鼓や、ギター、場合によってはマラカスを組み合わせます。

海外のレゲエ歌手といえばボブマリー、そしてジミークリフなどがいます。

リズミカルな音に太鼓などの別の音色が加わり、シンプルながらも味わい深いメロディを奏でてくれます。

晴れ渡る青空のもと、元気いっぱい聴けるのがレゲエミュージックです。

「HIPHOP」と「R&B」と「レゲエ」の違い

・ジャマイカ音楽はレゲエ
「HIPHOP」「R&B」「レゲエ」はよく似ている、海外ミュージックです。

このうち「HIPHOP」「R&B」はアメリカ発祥の音楽です。

そして「レゲエ」はジャマイカ生まれの音楽です。

ジャマイカを始めとしたアフリカ音楽は、独特の拍子とリズムがあります。

そのため一定のリズムで太鼓を叩きながら、歌っていくのがレゲエです。

これに対するHIPHOPはストリートダンスやラップがメイン。

歌い方は早口で、言いたいことを思いのまま歌うという特徴があります。

そしてR&Bはしっとり、ゆったりした音程にのせて大人っぽくムーディに歌います。

激しいのがHIPHOP、大人っぽいのがR&B、陽気で明るいのがレゲエです。

まとめ

「HIPHOP」「R&B」「レゲエ」の違いを分かりやすくお伝えしました。

いずれも人気音楽のジャンルです。

「HIPHOP」「R&B」はアメリカ生まれの音楽です。

ストリート風がHIPHOP。

ブルース風がR&B。

アフリカ系ミュージックがレゲエになります。