この記事では、「恋人」と「愛人」と「夫婦」の違いを分かりやすく説明していきます。
「恋人」とは?
想いを寄せている人という意味で、相思相愛の関係ではもちろん、相思相愛の関係でなく片思いでも恋人ということが言えます。
厳密な定義がない言葉ですが、有名人に想いを寄せるという場合はファンと区別すべきで、有名人と実際に会って交際しているという段階であれば恋人ということは可能になります。
言葉に若々しいイメージがありますが、恋人の関係が進むと夫婦などになることからそういったイメージが有る部分もあり、年をとって恋をするということはありえないことではありません。
比喩表現として物や動物がとても好きになったことを恋したという使い方がありますが、その対象となるものを恋人とは言いません。
片思いと相思相愛の違いは恋人であれば恋人同士という言葉が使えるという点が挙げられます。
「愛人」とは?
性的な意味も含めて愛している愛しい人という意味があり、親から見た子供は愛人ではありません。
ただしこの意味の使われ方よりは夫や妻以外の性的な意味も含めて愛している人という意味が強くなっており、バレると問題になってしまうのが愛人と言う意味合いが広く伝わっています。
愛人の存在は倫理的な問題をすでに越えてしまっているため、複数愛人がいるなどというケースもあります。
倫理的な問題はあるものの犯罪に直結しているわけではないものの、慰謝料などの問題、家族関係の破壊などの問題が発生してしまいます。
「愛人の子供」は立ち位置が非常に厳しいものであるなど、愛人を持つことは問題を多数はらむことは間違いありません。
「夫婦」とは
法律上婚姻届を出した男女というところからスタートしている言葉で、同性婚はパートナーという言葉などが使われています。
基本的には生活をともに進めていく関係性、無二のパートナーと言えますが、法的には婚姻届の提出以降はも合わないまま夫婦関係を続けるということも可能ですが、さして意味はありません。
夫婦の段階から家族になるという仕組みが法的なものや各種手続き的なものにもあることから同性婚の実現を求める動きがあります。
愛人関係は夫婦のどちらか出ないと発生しえず、婚姻関係の裏切り、夫婦関係の裏切りということができます。
「恋人」と「愛人」と「夫婦」の違い
婚姻関係だけで見ると夫婦のみ婚姻関係があり、愛人と恋人は婚姻関係はありませんが、恋人も愛人も夫婦になることはありえます。
恋人は思いを寄せているけど話したことすらないという時点でも恋人と呼べますが、夫婦と愛人は一定以上の関係を持っているものとなります。
愛人は倫理的に問題がある関係です。
まとめ
恋人と愛人と夫婦は関係性の進展、法的な背景によって違いが生まれます。
夫婦のみ法的な決まりがある言葉になっており、この中で愛人は倫理的に問題がある関係です。
愛人も夫婦も関係が進むまでは恋人だったということがありえます。