世の中にはさまざまなサービスがありますが、無料という言葉には魅力を感じます。
そのような言葉で「無料配布」と「無料頒布」と「無料配信」というものがあります。
どれも無料ですが後に続く言葉に違いがあります。
この記事では、「無料配布」と「無料頒布」と「無料配信」の違いを分かりやすく説明していきます。
「無料配布」【むりょうはいふ】とは?
まず「配布」とは、広い範囲に配るといった意味合いで使われています。
そしてそこに「無料」という言葉がつくので、「無料配布」とは、金品を要求することなく広い範囲に配るという意味になります。
ただ厳密に言えば、「配布」という言葉の中に「無料」の意味も含まれており、わざわざ「無料」とつけなくても「配布」という言葉だけでも同じ意味だということです。
「無料配布」の言葉の使い方
「無料配布」もしくは「配布」の言葉の使い方としては、街頭でビラを配ったりお店の広告を配ったりする時など、不特定多数の人に配るときに使われることが多い言葉です。
「無料頒布」【むりょうはんぷ】とは?
まず「頒布」とは、広く行き渡るように配るといった意味で使われています。
そしてそこに「無料」という言葉がつくので、「無料頒布」とは、金品を要求することなく広く行き渡るように配るという意味になります。
先述の「配布」とは違い、「有料」の場合もあります。
「無料頒布」の言葉の使い方
「無料頒布」の言葉の使い方としては、イベントや頒布会などで使われる言葉で、小冊子や雑誌など一定の価値のあるものを対象として使います。
「無料配信」【むりょうはいしん】とは?
まず「配信」とは、新聞社・通信社・放送局などが、得た情報を関係機関に流すことを意味しています。
また、インターネット経由でさまざまな情報を送るという意味もあります。
「無料配信」とは、それらが「無料」ということです。
「無料配信」の言葉の使い方
「配信」という言葉自体は、「有料」の場合もある言葉です。
現代において「無料配信」は、インターネット経由で動画や音楽といった情報を流すというときに使われることが多い言葉です。
「無料配布」と「無料頒布」と「無料配信」の違い
「無料配布」と「無料頒布」と「無料配信」の違いをまとめると次のようになります。
「無料配布」とは「無料で広い範囲に配る」といった意味で使われています。
広い範囲に配ることを目的としており、それが行き渡るかどうかまではあまり関与していません。
「無料頒布」とは「無料で広く行き渡るように配ること」という意味合いとして使われています。
行き渡らせることが目的なので、その目的が果たせていればたとえ狭い範囲に配ってたとしても「頒布」に該当します。
「無料配信」とは「無料で情報を流す」という意味になります。
直接手で渡すということではなく、通信を使って情報を流します。
まとめ
「無料配布」と「無料頒布」と「無料配信」の違いについて説明してきましたがご理解いただけましたでしょうか。
配る目的や、配る方法などの違いがありました。
この記事の内容がみなさんの役に立てるのであれば幸いです。