「機動隊」と「特殊部隊」と「機動捜査隊」の違いとは?分かりやすく解釈

「機動隊」と「特殊部隊」と「機動捜査隊」の違い専門用語・業界用語

みなさんは「機動隊」「特殊部隊」「機動捜査隊」という部隊がどのような任務を帯びているかご存知でしょうか?

そこでこの記事では、「機動隊」「特殊部隊」「機動捜査隊」の違いを分かりやすく説明していきます。

「機動隊」とは?

「機動隊」「きどうたい」という読み方となります。

この「機動隊」「日本の警察において集団的警備力と機動力を有しており、警備実施の中核部隊として治安警備や災害警備などに当たる警備警察の部隊のこと」を指しているのです。


「機動隊」の例文

では、ここで「機動隊」の例文を見ていくことにいたしましょう。

・『機動隊は大災害・大事件が起こった時にその地域の治安警備や災害警備に当たっているのです』
・『機動隊の起源は戦後の荒廃で治安が不安定であった国内で集団犯罪に対応するために結成されたのが始まりである』


「特殊部隊」とは?

特殊部隊は「(とくしゅぶたい」という読み方になります。

この「特殊部隊」は、「軍・警察の一般部隊と遂行すべき任務と部隊の編制が異なる部隊のこと」です。

「特殊部隊」の例文

では、ここで「特殊部隊」の例文を見て行くことにいたしょう。

具体的には以下のような文章が考えられます。

・『日本の特殊部隊は警備部でテロ事件の対処を任務として編成されており、凶悪事件の捜査も任務としているのです』
・『特殊部隊は警察だけでなく海上保安庁や自衛隊でも編成されている部隊ですが、精鋭の猛者たちであることは言うまでもありません』

「機動捜査隊」とは

「機動捜査隊」「きどうそうさたい」という読み方になります。

この「機動捜査隊」とは「警視庁と各道府県警察本部の刑事部に設置されている執行隊のこと」を言っています。

「機動捜査隊査隊」の例文

続いて「機動捜査隊査隊」の例文を見て行くことにいたしましょう。

具体的な使い方としては以下のようなものがあります。

・『機動捜査隊の任務は、事件現場にスピーディーに駆けつけて事件関係者から話を聞き出して犯人を検挙することです』
・『機動捜査隊は、警視庁と各道府県警察本部の刑事部に設置されている執行隊で“機捜”と呼ばれています』

「機動隊」と「特殊部隊」と「機動捜査隊」の違い

では、ここで「機動隊」「特殊部隊」「機動捜査隊」の違いを見て行きましょう。

「機動隊」「警備車両などの機動力で警備対応や荒れそうな現場の警備・デモや集会の警備に当たること」を任務としています。

「機動捜査隊」「捜査車両の機動力で重大事件の現場に急行して初動捜査に当たることが仕事」であり、「特殊部隊」「テロ事件の対処を任務とした部隊」であり、「誘拐事件・人質立てこもり事件など凶悪事件の捜査を任務としているのです。

尚、一部の県警では警備部と刑事部から人員が選抜されて合同部隊として組織化されているケースもあります。

まとめ

ここまで「機動隊」「特殊部隊」「機動捜査隊」がどのような仕事をしているのか説明してきました。

彼らの存在があってこそ平和が保たれているのかもしれません。