この記事では、「シビア」と「ケチ」と「シリアス」の違いを分かりやすく説明していきます。
「シビア」とは?
非常に厳しいことや。
過酷なことを指す言葉で、判定がシビアという場合では思うように得点が得られない採点競技のことになります。
テレビゲームなどでもよく使われ、難易度が高い、抜け出すのが難しい状態、当たり判定が厳しい時などに使われています。
取り扱いがシビアという言葉では扱いの難しさに加え、壊れやすいという意味合いも含まれることがあります。
お金にシビアという使い方はお金に厳しい人という意味となり、使うべき理由が正当でないとお金を出してくれない人や組織などがあてはまります。
「シビアな試合」「シビアなレース」など競技が勝つのが大変であった、あるいは負けてしまったときに使うことも出来ます。
超シビアという強調した使い方も見られます。
また、シビアという言葉じてタイ気まずいという意味合いにも使えます。
「ケチ」とは?
お金やものに対してひどく惜しむ人、気持ちや考えが卑しいことなども指す言葉です。
お金を出すべきときでも出さない、額面をギリギリまで削る、食事であれば味より安さ重視など高額のものは買わないという姿勢になっているのがケチといえ、値引きタイミングを常に図る、最安値でしかものは買わないなども条件と言えます。
さらに、旅行やテーマパークに行くことを無駄と判断するような無駄の定義が非常に厳しいこともケチと言えるでしょう。
どケチという強調した使い方も可能です。
ケチな人の良い点は価格動向に対しての情報の鋭さということが出来ます。
「シリアス」とは
重大であることや、深刻なこと、真面目なこと(ふざけていない、真剣なこと)などを指す言葉で笑いに対してシリアスな考えという場合は、お笑いに対して真剣に挑んでいるという意味合いになります。
コメディ漫画であればシリアス展開とギャグ展開があることもあり、シリアス展開でストーリーを深めていくケースが見られます。
物語の方向性に対して使うことが多いですが、未来に対してシリアスに考えているという言葉では環境問題や人口問題、食糧問題など将来の問題に対して真剣に考えているということになります。
「シビア」と「ケチ」と「シリアス」の違い
厳しいという意味合いのシビアと、重大、深刻なという意味のシリアスはやや使い方が近い部分もあり、環境問題に対してシビア、環境問題に対してシリアスでは大きく意味は違わないものとなります。
シビアとシリアスは物事への姿勢という意味がありますが、ケチはお金、価値のあるものに対する姿勢で、お金を使わないことを重視する考え方となり、ケチはお金が絡まないシーンでは使いにくい言葉です。
まとめ
「シビア」と「ケチ」と「シリアス」はお金に対してシビアではあまり自由にお金が使えない意味合い、ケチはお金を惜しんでなかなかお金を出してくれない、お金に対してシリアスという言葉ではお金に対して深刻に悩んでいるという意味合いになりえます。
ケチは性格を表す要素が強いとも言えます。