「そうめん」と「ひやむぎ」と「うどん」の違いとは?分かりやすく解釈

「そうめん」と「ひやむぎ」と「うどん」の違い言葉の違い【3語】

この記事では、「そうめん」「ひやむぎ」「うどん」の違いを分かりやすく説明していきます。

「そうめん」とは?

塩を加えた小麦粉を水で練り、細く引き伸ばして麺状にしたもののことです。

太さが直径1. 3mm未満のものをいいます。

蕎麦の場合は、そば粉と水を練り合わせて、それを引き延ばし、折りたたんだものを、端から細く切っていきますが、この言葉が指すものはこのようなつくり方をしているのではありません。

よりをかけるようにして引き延ばし、麺状にしています。

このとき、麺と麺がくっつかないように、打ち粉をしたり、油を表面につけたりします。

乾燥したものが一般的に出回っており、食べるときにはゆでます。

ゆで時間は製品に記載されている通りにします。

きっちりとタイマーで時間をはかった方がうまくいきます。

たっぷりの湯で強火でゆでることがコツです。

麺が柔らかすぎる場合、水に少量の重曹を加えてゆでると歯ごたえが若干残るようになります。

ゆでたものは、素早くザルにあげて冷水で洗います。

原料は、小麦粉、水、塩だけなので、このまま食べてもあまり味はしません。

そのため、つゆにつけて食べることが一般的です。

みりん、しょうゆ、カツオ節で作ったつゆ、ごまを加えたもの、味噌を加えたものなどのつゆがあります。


「そうめん」の例文

・『そうめんをいただいた』
・『夏にはそうめんを食べたくなる』


「ひやむぎ」とは?

小麦粉、塩、水を練り合わせたものを細く麺状にしたものです。

太さが直径1. 3mm以上1. 7mm未満のものをいいます。

練った生地は細く切って麺状にしています。

この食べものには、色が付けられることがあります。

ピンクや緑が一般的です。

製品すべてに色がつけられるのではなく、1製品の中の数本につけられています。

乾燥したものが一般的に出回っており、ゆでて食べます。

ゆであがったら素早くザルに移し、水で洗います。

このまま食べてもあまり味はしないので、つゆにつけて食べることが一般的です。

「ひやむぎ」の例文

・『ひやむぎばかり食べている』
・『ひやむぎが好き』

「うどん」とは

小麦粉と塩を混ぜ合わせたものに水を加えて練り、端から切っていって麺状にしたものです。

太さが直径1. 7mm以上のものをいいます。

乾燥したものや、生のような状態で冷蔵されているもの、冷凍のものがあります。

どれもゆでて食べますが、冷凍のものは電子レンジ調理も可能です。

これだけで食べてもあまり味はしないので、つゆにつけたり、具材やソースと一緒に炒めたりして食べます。

「うどん」の例文

・『うどんをゆでる』
・『月見うどんが好き』

「そうめん」と「ひやむぎ」と「うどん」の違い

使用している原料が同じ麺類という点と、ゆでて食べるという点が共通していますが、それぞれ太さが異なります。

食べ方は似ています。

まとめ

使用している原料が同じですが、それぞれ太さが異なります。