「サメ」と「エイ」と「マンタ」の違いとは?分かりやすく解釈

「サメ」と「エイ」と「マンタ」の違い言葉の違い【3語】

この記事では、「サメ」「エイ」「マンタ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「サメ」とは?

「サメ」「鮫」と漢字表記します。

「サメ」は、「サメ科の軟骨魚の総称」という意味があります。

体が細長く、背びれが発達しています。

口は頭の下側に存在し、エラ穴が体の側面に並んでいます。

肉食で、歯が折れても、常に新しいものに生え変わる機能があります。

また、卵胎生が多いが、卵生、胎生のものもいます。

代表的なのが、ホオジロザメ、ノコギリザメなどで、日本近海には、ウバザメやオナガザメなどがいます。


「サメ」の言葉の使い方

「サメ」はサメ科の軟骨魚の総称のため、そのような魚を見たときに使います。

海水浴の季節に、海水浴場近くの海に、このような魚が現れた場合は、「海水浴場近くにサメが出現したため、遊泳禁止とします」などというニュースが流れるかもしれません。


「エイ」とは?

「エイ」「エイ目の軟骨魚の総称」という意味があります。

体がひし形や円形をしていて、尾が長いという特徴があります。

また、目は背中側になり、口とえらは腹面にあります。

そのため、海の下から「エイ」を見たときに、顔のように見えますが、実は目は、背中側にあるということになります。

世界には約350種類の「エイ」がいて、代表的なのが、アカエイ、イトマキエイ、シビレエイなどになります。

「エイ」の言葉の使い方

水族館で、エイ目の軟骨魚を見た場合は、「水族館で、エイを見た」という文章にできます。

「マンタ」とは

「マンタ」「Manta」とラテン語表記します。

「マンタ」「オニイトマキエイ」の別名となります。

「マンタ」は、エイ目イトマキエイ科の海水魚で、世界中の海で暮らしています。

「エイ」の仲間の中で、最大の大きさを誇り、全長6m以上あります。

ただし、大きな体にもかかわらず、プランクトンを食べる食性があります。

「マンタ」の言葉の使い方

オニイトマキエイのことを、別名で呼ぶとき「マンタ」と呼びます。

ダイビングに行くときに、オニイトマキエイと一緒に泳ぐことが夢という場合は、「マンタと泳ぐのが夢です」という文書にすることができます。

「サメ」と「エイ」と「マンタ」の違い

「サメ」は、「サメ科の軟骨魚の総称」という意味があります。

「エイ」「エイ目の軟骨魚の総称」という意味があります。

さらに「マンタ」「オニイトマキエイ」の別名となります。

「サメ」「サメ科」で、「エイ」「マンタ」「エイ目」の魚という違いがあります。

また、「エイ」には様々な種類がいて、その中の一つが「オニイトマキエイ」こと「マンタ」となります。

このように、「エイ目の軟骨魚」を総称するときは、「エイ」と呼び、オニイトマキエイについて話すときは「マンタ」という言葉を使いましょう。

まとめ

「サメ」「エイ」「マンタ」の違いについて見てきました。

3つの言葉には、明確な意味の違いがありました。