「習う」と「学ぶ」と「倣う」の違いとは?分かりやすく解釈

「習う」と「学ぶ」と「倣う」の違い生活・教育

この記事では、「習う」「学ぶ」「倣う」の違いを分かりやすく説明していきます。

「習う」とは?

「習う」「ならう」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「教わったことを繰り返しやって身に付ける」という意味で、人から教わったことを反復して覚えることです。

2つ目は「知識や技術などを教わる」という意味で、よく知っている人に教えを受けることです。

3つ目は「経験を積んで慣れる」という意味で、何度もやってそうするのが当たり前になることです。

上記に共通するのは「何度も繰り返す」という意味です。


「習う」の使い方

「習う」は動詞として「習う・習った」と使われたり、副詞として「習って覚える」などと使われます。

基本的に、教わった知識を繰り返し使ってみて身に付けることに使われる言葉です。


「習う」の例文

・『小さい頃から塾に通って英語を習う』

「学ぶ」とは?

「学ぶ」「まなぶ」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「勉強する」という意味で、勉学に励むことです。

2つ目は「知識や技芸を、教わったり見よう見まねで覚えること」という意味で、人から教わったり、見て真似したりして身に付けることです。

3つ目は「経験により理解する」という意味で、実際にやってみて、苦労や意味を悟ることです。

上記に共通するのは「自分で勉強する」という意味です。

「学ぶ」の使い方

「学ぶ」は動詞として「学ぶ・学んだ」と使われたり、副詞として「学んで成長する」などと使われたり、名詞として「学びのチャンス」などと使われます。

基本的に、自ら勉強して身に付けること、教わったり見習ったりして覚えること、実際に経験して理解することに使われる言葉です。

「学ぶ」の例文

・『大学のシニア入学制度を利用してもう一度学ぶ』

「倣う」とは?

「倣う」「ならう」と読みます。

意味は、「既にあるやり方をまねて、その通りにすること」で、お手本があることに対してその通りにすることです。

「倣う」の使い方

「倣う」は動詞として「倣う・倣った」と使われたり、副詞として「倣って身に付ける」などと使われます。

基本的に、既にあるやり方の通りにすることに使われる言葉です。

「倣う」の例文

・『社会の傾向に倣ってリモートワークを導入する』

「習う」と「学ぶ」と「倣う」の違い

「習う」「教わった知識を繰り返し使ってみて身に付けること」という意味です。

「学ぶ」「自ら勉強して身に付けること」「教わったり見習ったりして覚えること」「実際に経験して理解すること」という意味です。

「倣う」「既にあるやり方の通りにすること」という意味です。

まとめ

今回は「習う」「学ぶ」「倣う」について紹介しました。

「習う」「繰り返して身に付ける」「学ぶ」「自分から勉強して身に付ける」「倣う」「お手本通りにする」と覚えておきましょう。