この記事では、「患う」と「罹る」と「煩う」の違いを分かりやすく説明していきます。
「患う」とは?
「患う」は「わずらう」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「病気で苦しむ」という意味で、病気による症状により辛い思いをすることです。
2つ目は「病気になることそのもの」という意味で、ある病気を発症することです。
上記に共通するのは「病気になる」という意味です。
「患う」の使い方
「患う」は動詞として「患う・患った」と使われたり、副詞として「病気を患って働けない」などと使われます。
基本的に、病気の症状により苦しむことや、病気になることそのものに使われる言葉です。
「患う」の例文
・『祖母は長い間目を患い病院に通っている』
「罹る」とは?
「罹る」は「かかる」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「病気になる」という意味で、病気の元となるウィルスや菌などを身に受けることです。
2つ目は「災難を身に負う」という意味で、降ってわいた様な災いにより辛い思いをすることです。
上記に共通するのは「災厄を身に受ける」という意味です。
「罹る」の使い方
「罹る」は動詞として「罹る・罹った」と使われたり、副詞として「感染症に罹って入院する」などと使われます。
基本的に、病気や災難を身に受けてしまうことに使われる言葉ですが、常用外の読み方であり、一般的に使われる頻度は少なくなります。
「罹る」の例文
・『あれほど注意していたのに新型コロナに罹る』
「煩う」とは?
「煩う」は「わずらう」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「あれこれと心を痛める」という意味で、心配事があり思い悩むことです。
2つ目は「思い通りにならずに苦労する」という意味で、面倒なことが起こり、上手くいかずに困ることです。
3つ目は動詞に連用形に付き「中々~できない」という意味で、「言い煩う」などと使われます。
「煩う」の使い方
「煩う」は動詞として「煩う・煩った」「煩わされる・煩わされた」などと使われたり、名詞として「恋煩い」などと使われます。
基本的に、心配事がありあれこれと思い悩むことや、面倒なことにあって苦労することに使われる言葉です。
「煩う」の例文
・『自分の将来を考えてあれこれ思い煩う』
「患う」と「罹る」と「煩う」の違い
「患う」は「病気の症状により苦しむこと」「病気にかかることそのもの」という意味です。
「罹る」は「病気や災難を身に受けてしまうことに使われる言葉、常用外の読み方であまり使われない」という意味です。
「煩う」は「心配事がありあれこれと思い悩むこと」「面倒なことにあって苦労すること」という意味です。
まとめ
今回は「患う」と「罹る」と「煩う」について紹介しました。
「患う」は「病気により苦しむこと」、「罹る」は「病気や災難を身に受けること」、「煩う」は「あれこれ思い悩むこと」と覚えておきましょう。