この記事では、「当日」と「本日」と「今日」の違いを分かりやすく説明していきます。
「当日」とは?
「当日」は「とうじつ」と読みます。
「当日」は「その日。
そのことがある日。
あった日」という意味があります。
何かがあった、その日のことを、「当日」と呼びます。
「当日」の言葉の使い方
運動会がある時、練習などを経て、いよいよ、運動会が開催される日がやって来ます。
この運動会が開催される日のことを、「運動会当日」と表現することができます。
また、仕事の予定がハッキリせず、その日になってみないと、詳細が知れないということがあります。
この場合は、「当日にならないと、詳細は分からない」などという文章にできます。
「本日」とは?
「本日」は「ほんじつ」と読みます。
「本日」は「この日。
今日」という意味があります。
「本日」の言葉の使い方
飲食店に行くと、ドアに「本日休業」という文字が書かれた板がぶら下がっていることがあります。
これは、「今日は休業します」といういみがあります。
また、デパートの閉店時間が近づいてくると、蛍の光の音楽が流れ、館内放送が聞こえてきます。
この日もデパートに来てくださり、ありがとうございますという意味で、「本日もデパートのご利用ありがとうございます」などという放送を耳にすることがあります。
「今日」とは
「今日」は「きょう」と読みます。
「今日」には「今過ごしている、この日。
本日」という意味があります。
また、「今日」には「その日と同じ日付や曜日の日」という意味があります。
「今日」の言葉の使い方
衆議院議員選挙の活動期間が始まり、この日、まさに投票が行われるという場合は、「今日は選挙の投票日です」などという文章にできます。
また、「今日」には「その日と同じ日付や曜日の日」という意味があり、同窓会が開催されて盛り上がり、来年の、まさに同じ日付にまた同窓会をしようとなった場合は、「来年の今日、また同窓会をしよう」などと言うことができます。
「当日」と「本日」と「今日」の違い
「当日」は「その日。
そのことがある日。
あった日」という意味があります。
「本日」は「この日。
今日」という意味があります。
「今日」には「今過ごしている、この日。
本日」という意味があります。
3つの言葉はとても意味が似ていて、類語と言うことができます。
特に「今日」と「本日」は似ていて、同じ意味があります。
ただし、「本日」はかしこまったいい方になるため、「今日」は、日常的な場面で使い、「本日」はビジネスシーンなどのかしこまる必要がある場面で使うという、場面による違いがあります。
また「当日」は、「その日」という意味があるため、「今過ごしている、この日」以外の日に、使うことができます。
例えば、「今日、試合がある」、「本日、試合があります」という場合は、「今過ごしている、この日」を意味しますが、「試合当日」という場合は、その日が10年前でも、その日が10年後でも、問題なく使用できるという違いがあります。
まとめ
「当日」と「本日」と「今日」の違いについて見てきました。
3つの言葉の違いを知ることで、混同せずに使い分けることができるようになりそうです。