「転入」と「転居」と「編入」の違いとは?分かりやすく解釈

「転入」と「転居」と「編入」の違い生活・教育

この記事では、「転入」「転居」「編入」の違いを分かりやすく説明していきます。

「転入」とは?

「転入」「てんにゅう」と読みます。

「転入」は、「他の土地からその土地へ移り住むこと」という意味があります。

また「転入」には、「他の学校から移ってくること」という意味があります。


「転入」の言葉の使い方

結婚を機に、新しい街で生活を始める人は多いのではないでしょうか。

引っ越しをして、今まで住んでいた街とは違う街のマンションへ移り住む場合は、「結婚先のマンションがある市区町村に転入する」という文章にできます。

また引っ越しを機に、新しい学期から新しい学校に通い始めることがあります。

新学期に、他の学校から違う学校へ移る時、「新学期から転入する」と表現できます。


「転居」とは?

「転居」「てんきょ」と読みます。

「転居」「住居を変えること。

引っ越し」
という意味があります。

「転居」の言葉の使い方

都会で働いていた人が、定年を機に、田舎暮らしを始める場合がありそうです。

この様子を、「定年を機に田舎に転居することにした」などと言い表すことができます。

また、友達が引っ越して、新居の住所が記載されたハガキが届いた場合、「友達から、転居通知のハガキが来た」などという文章にすることができます。

「編入」とは

「編入」「へんにゅう」と読みます。

「編入」「すでにできている組織や団体の中に、途中から組み入れること」という意味があります。

「編入」の言葉の使い方

親の都合で引っ越しをして、今まで通っていた高校に通えなくなるため、引っ越し先の近くの高校に行くことになる場合があります。

そのための試験を受けた場合は、「引っ越し先にある高校の編入試験を受ける」などという文章を作ることができます。

また、故郷の町が、隣接している大きな市に、吸収されてしまうことがあるかもしれません。

このような様子について、「私の故郷が、隣の大きな市に編入された」などという文章にできます。

「転入」と「転居」と「編入」の違い

「転入」は、「他の土地からその土地へ移り住むこと」という意味があります。

「転居」「住居を変えること。

引っ越し」
という意味があります。

さらに「編入」「すでにできている組織や団体の中に、途中から組み入れること」という意味があります。

このように、「転居」には「引っ越しをすること」という意味があるのに対して、引っ越しによって、違う土地へと移り住むとき、「転入」と言います。

また、「編入」は、組織や団体に、途中から入ることを意味します。

引っ越しをする場合は「転居」を使い、よその土地へと移り住む場面で「転入」を使い、組織や団体に途中から入ることになった場合は、「編入」を使うようにしましょう。

まとめ

「転入」「転居」「編入」の違いについて見てきました。

3つの言葉には、明確な意味の違いがありました。

違いを知ることで、混同せずに使い分けることができるようになりそうです。