この記事では、「半袖」と「五分袖」と「七分袖」の違いを分かりやすく説明していきます。
似た印象のある、3つの言葉には、どのような意味と違いがあるのでしょうか。
「半袖」とは?
「半袖」は「はんそで」と読みます。
「半袖」は、「洋服で、肘くらいまでの長さの袖。
その衣服のこと」という意味があります。
着ている服の袖の長さが肘くらいまでの場合、その服と袖のことを「半袖」と呼びます。
ただし、最近は「五分袖」の服が増えてきているため、「半袖」が意味するのは、肘よりもやや短めの袖の服を指す傾向があります。
また「半袖」には「和服で半幅の袖」という意味があります。
「半袖」の言葉の使い方
暑い季節になってくると、長袖の服では過ごしにくいと感じるかもしれません。
そこで、肘くらいまでの長さの袖の服を着るようにするとき、「暑くなってきたため、半袖を切ることにする」などという文章を作ることができます。
「五分袖」とは?
「五分袖」は「ごぶそで」と読みます。
「五分袖」は「長袖の半分くらいの長さの袖」という意味があります。
「ハーフスリーブ」という呼び名で呼ばれることもあります。
ちょうど袖の長さが肘にかかるような服を、「五分袖」と呼びます。
「五分袖」の言葉の使い方
肘にかかるくらいの長さの袖の服を購入する時、「五分袖の服を買う」と言います。
また、いつもとは違った袖の長さの服が欲しくて、肘にかかるクリアの長さの袖の服を買うとき、「五分袖の服を持っていないから、購入することにした」などという文章を作ることができます。
「七分袖」とは
「七分袖」は「しちぶそで」と読みます。
「七分袖」は「洋服で、長袖の七分めほどの長さの袖」という意味があります。
袖の長さが、肘を覆い隠し、さらに前腕の途中まで来るようなものを「七分袖」と呼びます。
「七分袖」の言葉の使い方
彼女が、長袖の七分ほどの長さの袖のトレーナーを着ている時、「彼女が七分袖のトレーナーを着ている」という文章にできます。
また、長袖のニットを選択したら、縮んでしまい、袖の長さが七分くらいになってしまうことがあるかもしれません。
このような場合は、「ニットを選択したら、七分袖のようになった」などと言い表すことができます。
「半袖」と「五分袖」と「七分袖」の違い
「半袖」と「五分袖」と「七分袖」は、洋服の袖の長さを表す言葉です。
「七分袖」は、長袖の七分ほどの長さなのに対して、「半袖」と「五分袖」は、長袖の半分ほどの長さの袖の服を意味する言葉になります。
ただし、最近は「五分袖」との違いを明確にするため、長袖の三分ほどの長さの袖の服を、「半袖」と呼ぶようになっています。
二の腕の一部が露出するくらいの袖の服を「半袖」と呼び、ちょうど肘あたりまで袖の長さがある服を「五分袖」と呼ぶようになっています。
まとめ
「半袖」と「五分袖」と「七分袖」の違いについて見てきました。
3つの言葉の意味の違いを知ることで、混同せずに使い分けることができるようになりそうです。