この記事では、「記者」と「ジャーナリスト」と「マスコミ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「記者」とは?
新聞、雑誌、放送、出版社など会社運営によるインターネット記事などで記事の執筆や取材、編集に関わる人を指し、基本的には雑誌社や放送局、編集プロダクションなどの企業に所属しています。
専門ジャンルを持った記者という区分があり、新聞内でも政治部の記者と社会部の記者、文化部の記者では取材先や記事内容が大きく異なっていると言えます。
音楽雑誌記者、鉄道雑誌記者など専門性が必要な雑誌ジャンルに区分することも出来ます。
記者クラブは大手新聞、雑誌社、放送局によって優先的な取材が行える組織で、参議院、衆議院、内閣府、経済団体記者会などがあります。
閉鎖性が問題になっている面があります。
「ジャーナリスト」とは?
新聞や雑誌、それらをベースにインターネットで発信しているもの放送全般などに携わっている人のことを指す言葉で、記者もジャーナリストに含まれますが、フリーランスのジャーナリストも存在しており、この点が記者との大きな違いと言え、新聞の編集などはフリーランスのジャーナリストは行わないことが一般的です。
定義としてはマスメディアに報道記事を寄稿する人のことを指し、画像、動画は含まれておらず、それらはカメラマンと称されています。
ジャーナリスト自体は資格そのものがないため自称が可能ですが、新聞や雑誌において実績をあげられるかは別問題となっています。
一定以上の活躍をしているジャーナリストはインターネットの発信、テレビ出演などでかなりの影響力を誇っています。
「マスコミ」とは
メディアを通して情報を伝達する発信側のマスコミュニケーションのことで、新聞、雑誌、放送に加え、現在ではインターネットによるニュースサイトもマスコミと呼べる側面があります。
マスコミは報道が全てではないことが一般的で、テレビ局ではバラエティ番組の放送、雑誌では連載小説の掲載なども行っています。
マスコミが取り上げない事件という言葉がありますが、インターネットによって個人で発信できるようになったことこの問題には変化が起きてはいます。
マスコミは基本的に会社組織なので競争原理や会社の方針があるため、偏向することもありえます。
「記者」と「ジャーナリスト」と「マスコミ」の違い
マスコミに事件報道、その他様々な報道を行うのがジャーナリストでマスコミの会社所属の記者もジャーナリストに含むという見方もあります。
ただしマスコミの会社所属の記者は取材によらない編集などの仕事を行う点がジャーナリストとの違いと言えます。
マスコミやジャーナリストが自由に報道できる国は安全な国であるということが出来ます。
まとめ
マスコミは新聞、雑誌、放送のメディアで報道することでインターネットはそこに付随する形ですが、個人のサイトやツイッターで発信するジャーナリストもいます。
記者は事件報道を個人のツイッターで発信することはまずありません。