この記事では、「クボタ」と「ヤンマー」の違いを分かりやすく説明します。
クボタとは?
クボタとは大阪市に本社を置く産業機械メーカーで、農業機械や建設機械、建築材料、産業用ディーゼルエンジンなどを製造・販売しています。
1890年に鋳物メーカーとして創業しました。
農業機械メーカーとしてはトップシェアを誇ります。
日本だけではなく、海外でも高いシェアがあります。
クボタの農業機械にはトラクターやコンバイン、耕運機、田植機などがあり、特にトラクターはクボタを代表する農業機械です。
海外ではガソリンエンジンが主流ですが、クボタはパワーのある小型のディーゼルエンジンを搭載して人気を集めました。
ヤンマーとは?
ヤンマーも大阪市に本社を置く農業機械メーカーで、1907年に工業用のガスエンジンを販売する会社として創業しました。
農業機械の分野では、クボタに次ぐシェアがあります。
トラクターや耕運機、コンバイン、田植機などの製造・販売を行っています。
ディーゼルエンジンを得意としていて、エコディーゼルを搭載した農業機械などもあります。
また、野菜や大豆など特定の作物に使う専用の機械も多数製造しており、船や建設機械なども製造しています。
クボタとヤンマーの違い
クボタもヤンマーも農業機械の製造と販売を行うメーカーで、大阪市に本社を置いていることは共通しています。
日本ではどちらも人気がありますが、シェアが高いのはクボタの方です。
クボタは農業機械では国内で圧倒的なシェアがあり、海外にも進出しています。
農作業を効率化する農業機械の開発を進めているのが特徴です。
ヤンマーはクボタに次ぐシェアがありますが、クボタほど海外展開は積極的に行っていません。
収穫量のばらつきを可視化できるものや低燃費の農業機械などの開発を進めています。
まとめ
国内でトップシェアを誇るのがクボタで、クボタに次ぐシェアなのがヤンマーになります。