「功名」と「手柄」の違いとは?使い方や例文も徹底的に解釈

「功名」と「手柄」の違いビジネス・就職・転職

この記事では、「功名」「手柄」の違いや使い方を分かりやすく説明していきます。

功名と手柄の違い

「功名」とは、手柄を立てて名をあげることや、その手柄のことを意味します。

「手柄」とは、人からほめられるような立派な働きのことです。

人からほめられるような立派な働きをしただけの場合は「手柄」です。

人からほめられるような立派な働きをして、さらに名をあげた場合は「功名」です。

「手柄」を立てることができても、評判が広まったり、有名になったりしなければ「功名」とはいいません。

名声の有無が2つの言葉の違いです。

名声をあらわしているのは「功名」です。


功名と手柄の使い方の違い

ほめられるような立派な働きをしたときに「手柄」といいう言葉が使われます。

国や社会など大きな集団に関係することだけでなく、日常的な小さなことにも使われます。

ほめられるような立派な働きをして、さらに名をあげたときには「功名」が使われます。

評判が広まったり、有名になったりするのは、日常的なことではなく、社会にかかわるような大きなことをしたときでしょう。

立派なことをして名をあげたときに使われています。


功名と手柄の英語表記の違い

「功名」は英語で“great exploit”と表記をします。

“great”には、すごい、素晴らしいという意味があり、“exploit”には、偉業という意味があります。

「手柄」は英語で“great deed”と表記をします。

“deed”には、行為という意味があります。

功名の意味

「功名」とは、人からほめられるような立派な行いをして、名をあげることを意味します。

1542年に今川氏・松平氏連合と織田氏との間で小豆坂の戦いが繰り広げられました。

このときの戦いで織田家臣の武将の7人が「功名」をあげました。

この7人の武将らによって、織田家側が勝利をしたのです。

このときに活躍した7人の武将のことは「小豆坂七本槍」と呼ばれています。

現代では戦のようなことはほめられることではありませんが、このように名をあげることが「功名」です。

「功」という漢字には、すぐれた仕事、てがらという意味があり、「名」という漢字には、なまえ、すぐれているという意味があります。

功名の使い方

人からほめられるような立派なことをして、名をあげたことについて使われます。

名前がよく知られていても、ほめられるようなことでなければ「功名」とはいいません。

また、「功名」を得ようとするときにも使われます。

功名を使った例文

・『功名を欲する心』

・『功名をあげる』

・『自分の功名のことだけを考える』

・『功名をあげるのは難しい』

・『功名を誇りに思う』

功名の類語

類語は「手柄」です。

「功名」はほめられることをして名をあげる、その手柄のことを意味する場合もあります。

厳密には「手柄」と同じ意味ではありません。

功名の対義語

対義語はありません。

名前が知られていないという意味では、「無名」が対義語に近い言葉になります。

手柄の意味

「手柄」は人からほめられるような立派な働きのことです。

ほめられるようなことなので、悪い意味は含まれていません。

人からほめられるような立派な働きとはどのようなことかというと、その状況やそれぞれの人の判断基準によって異なります。

国や社会にかかわる大きなことでなくても、日常生活でのほめられることも意味します。

たとえば、会社で新しい取引先を獲得したことも「手柄」といえます。

子どものサッカーや野球などの試合である人物によって勝利をすることができた、この場合勝利に導いたある人物は「手柄」を立てたとされます。

こういった日常の些細なことも「手柄」の意味に含まれます。

「手」という漢字には、うでまえ、やりかた、てずからという意味があり、「柄」という漢字には、いきおい、材料、性質、状態という意味があります。

手柄の使い方

人からほめられるような立派なことをしたときに使われる言葉です。

子どもがテストでよい点数をとった、家の手伝いをしてくれたなどもほめられるようなことだと捉える人もいますが、こういったことには一般的には「手柄」という言葉は使用しません。

「手柄」はほめたたえられることに使われます。

手柄を使った例文

・『手柄を立てて自慢顔をする』

・『事件を解決したとはお手柄だ』

・『店員の手柄によって犯人をつかまえた』

・『自分の手柄にする』

・『手柄を横取りされた』

手柄の類語

類語は「功績」「功労」です。

「功績」は仕事や研究などで、国や社会に対してした立派な働きのこと、「功労」はそのよう働きの努力のことを意味します。

手柄の対義語

対義語はありません。

ほめられるようなことではないという意味では「失態」が対義語に近い言葉です。

まとめ

どちらの言葉にも似たような意味がありますが、厳密には意味が異なります。

ほめられるような立派な働きが「手柄」で、それによって名をあげることが「功名」です。