この記事では、「バズる」と「流行る」と「炎上」の違いを分かりやすく説明していきます。
「バズる」とは?
短期間で話題として非常に多く目にすることが多くなることで、ツイッターで言えば普段ではありえない1000リツイートを超えるような状況になること、動画再生数であれば普段の倍以上になることなどを指します。
バズるのバスは英語ではBuzzと書き、ざわめき、唸る、ガヤガヤ言う、伝言などの意味があり、これらの意味がいろいろな方向で含まれていると言えます。
品物がよく売れるということをバズると言えなくもありませんが、まず話題になってから売れるという経緯があると言えます。
テレビにおいてバズるという言葉は視聴率が高い、なおかつ話題になるという両面、または話題になるということになります。
非常にバズる、凄くバズるといった強調した使い方もでき、バズり続けるというような使い方もできますが、バズるということは一つのツイートや一つの動画などに対するものなので、長期的といってもツイートであれば一週間程度リツイートをされ続けるという感覚になり、3ヶ月などの長期間ではありません。
「流行る」とは?
そのときに盛り上がっていること、盛んなことで、商品が売れていること、あるいはジャンルが盛り上がっていることなどを指します。
あまり広いジャンルを指さず現在ではテレビが流行っている、自動車が流行るという言い方はせず、賞レースのお笑い番組が流行る、SUVやハイブリッドの自動車が流行るなどある程度細かい区分、あるいは番組名や銘柄名までをさして流行ると言います。
病気が流行るという言葉もあり、感染症に対して使われることが一般的で、頭痛や肩こりの人がいくら多くいても、感染の要素がないため流行るとは言いません。
流行るものは終わりは来るものの、うまく行けば数年は流行っている状態が続くこともあります。
さらにうまく行けばジャンルとして定着することもありえます。
「炎上」とは
インターネットまたはテレビなどの発言によって非常に多くの人の反感を買って悪い方向に盛り上がってしまうことを指し、広告などから炎上してしまうことがあります。
近年ではインターネットのポータルサイトにおいてスポーツ誌系のサイトが炎上したことを伝えるケースが多くなっているため、一つ炎上したことがあるとさらに炎上するという構造になっています。
「バズる」と「流行る」と「炎上」の違い
この中でもっとも発信側が狙っているのは流行ることで、商業的な利益があるのも流行ることと言えます。
バズるはツイッターや動画の閲覧数やリアクションが伸びることで、不意に起きることが多くなっています。
ただしポジティブな方向性と言えます。
炎上はネガティブな方向でツイッターや動画のリアクションが伸びることで、国会での発言が炎上するなど、発言が元でネガティブな方向で話題になるという意味合いで使われるようになっています。
まとめ
「バズる」と「流行る」は発信した側にとってポジティブ、「炎上」は発信した側にとってネガティブな結果になるという基本があり、バズることを仕掛けるのは難しいですが、流行ることは企業において仕掛けようと試みることは多数あります。