「ファン」と「オタク」と「キモオタ」の違いとは?分かりやすく解釈

「ファン」と「オタク」と「キモオタ」の違い新語・ネット語

この記事では、「ファン」「オタク」「キモオタ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ファン」とは?

「ファン」の意味は以下の通りです。

1つ目は「ある人や物のことが大好きで、熱烈に応援する人」という意味で、その人や物を応援する気持ちが強く、情報収集を欠かせない人で、下で紹介する「オタク」「ファン」のうちに含まれます。

2つ目は「単純にその人や物が好きな人」という意味で、熱烈でなくても、詳しくなくても好きな人のことです。

上記に共通するのは「相手が好きで応援する」という意味です。

「ファン」は英語の「fanatic」が日本語化した言葉で、「特定の人物を信じている人たち」という意味があります。


「ファン」の使い方

「ファン」は名詞・形容動詞として「ファンだ・である」「ファンになる」「ファンクラブ」「にわかファン」などと使われます。

基本的に、ある人や物のことが大好きで、熱烈に応援する人に使われる言葉です。


「ファン」の例文

・『彼女は昔から嵐ファンだった』

「オタク」とは?

「オタク」の意味は以下の通りです。

1つ目は「アニメや漫画などが趣味で、SNSに依存したり、グッズを集めたりする男性」という元の意味で、仲間に会った時に「オタクは・・」と相手のことを呼ぶことから使われる様になった俗語です。

2つ目は転じて「一つのものごとに強い興味を持ち、専門家顔負けのレベルの知識を持っていたり、グッズを収集している人」という意味で、興味の対象や男女の性別を問いません。

上記に共通するのは「専門家並みに詳しい」という意味です。

「オタク」の使い方

「オタク」は名詞・形容動詞として「オタクだ・である」「アニメオタク」「オタク用語」などと使われます。

基本的に、現在では対象に関わらず、あるものごとに強い興味を持ち、専門家並みに詳しい知識を持っていたり、グッズを集めたりする人に使われる言葉です。

「オタク」の例文

・『彼はアニメオタクで声優イベントに欠かさず参加している』

「キモオタ」とは?

「キモオタ」「キモいオタク」を略した俗語で、意味は以下の通りです。

1つ目は「オタクの中でも人が引く様な趣味を持っている人」という意味で、ホラーアニメガ好き、美少女キャラ好きな男性など、普通の女性から見て少し気持ち悪いと思う「オタク」のことです。

2つ目は「オタクの中でも性格が暗かったり、こだわりが強すぎる人」という意味で、覇気がなく、見た目が不潔だったり、ネチネチとうんちくを傾けてくる「オタク」のことです。

上記に共通するのは「人を不快にするオタク」という意味です。

「キモオタ」の使い方

「キモオタ」は名詞・形容動詞として「キモオタだ・である」「キモオタブルー」などと使われます。

基本的に、「オタク」の中でも人を不快にさせる人に使われる言葉です。

「キモオタ」の例文

・『彼はキモオタで彼女にすぐ逃げられる』

「ファン」と「オタク」と「キモオタ」の違い

「ファン」「ある人や物のことが大好きで、熱烈に応援する人」という意味です。

「オタク」「対象に関わらず、あるものごとに強い興味を持ち、専門家並みに詳しい知識を持っていたり、グッズを集めたりする人」という意味です。

「キモオタ」「オタクの中でも人を不快にさせる人」という意味です。

まとめ

今回は「ファン」「オタク」「キモオタ」について紹介しました。

「ファン」「熱烈に応援する人」「オタク」「専門家並みに詳しい人」「キモオタ」「気持ち悪いオタク」と覚えておきましょう。