健康や体作りのための運動がブームになる中、スポーツウェアに身を包み運動にはげむ人を街中で大勢見かけます。
人気の運動として「ランニング」と「ウォーキング」と「ジョギング」がありますがこれらはどのような違いがあるのでしょうか。
今回は、「ランニング」と「ウォーキング」と「ジョギング」の違いについて解説します。
「ランニング」とは?
「ランニング」とは、「脚を素早く前後に動かして走る運動」を意味する言葉です。
運動として走ることを意味するのが「ランニング」であり距離や時間を問わず走る運動すべてを指します。
100メートル層のような短距離走もマラソンなどの長距離走も全て「ランニング」であり、主に体を鍛えて能力を伸ばすためのトレーニング運動を指す言葉です。
走ることや走る能力そのものを高めるための運動が「ランニング」のでより速いスピード、より短いタイムで走れるようになることを目標にしています。
競技として人と競ったり肉体的な向上のために自分自身を高めたりなど具体的な方法はさまざまですが高みを目指して走ること」が「ランニング」です。
「ランニング」の例文
・『朝起きたらランニングするのが習慣になっている』
・『きついランニングのおかげで総力は確実にアップしている』
「ウォーキング」とは?
「ウォーキング」とは、「無理の無いペースで歩く運動」を意味する言葉です。
歩くという動作は人間の体の使い方の中でも最も基本的な動きです。
人間とそれ以外の動物を分けるのは二足歩行だと言われますが「ウォーキング」とは「体動かすために行われる二足歩行」をさします。
一般的な歩く目的は移動のためですが「ウォーキング」はどこかに移動するためではなく「歩くことによって体にもたらされる運動効果」が目的です。
移動のためではなく体を動かすことが目的なので同じ所を周回するような歩き方も含まれます。
歩くという動作は走るのに比べて体に対する負担が少なく運動負荷も低めで年齢性別を問わずに誰でもできる運動であることから運動の初心者に人気です。
「ウォーキング」の例文
・『皇居の周りをウォーキングする』
・『会社から自宅までウォーキングしながら帰宅する』
「ジョギング」とは
「ジョギング」とは、「健康のために走ること」を意味する言葉です。
走る運動は肉体のトレーニングとして昔から行われていますがその中でも「健康維持や健康増進などヘルスケア目的で行われる走る運動」のことを「ジョギング」といいます。
健康が目的で行われる「ジョギング」では無理なく続けられることを重視します。
スピードを求めることなく息が上がらない程度のゆっくりとした速さで走り、過度に体を追い込むことなく自分のペースで走るのが「ジョギング」です。
「ジョギング」の例文
・『仕事終わりに軽くジョギングする』
・『ジョギングをはじめてから体調がいい』
「ランニング」と「ウォーキング」と「ジョギング」の違い
「ランニング」と「ウォーキング」と「ジョギング」の違いは「動き」と「目的」です。
「ランニング」と「ジョギング」は両足が地面から離れる瞬間がある「走り」なのに対し「ウォーキング」は両足のどちらかが地面に就いている「歩き」です。
「ランニング」が肉体を鍛えるために行われるトレーニングであるのに対し「ウォーキング」と「ジョギング」は健康増進を目的にしているという違いがあります。
まとめ
「ランニング」と「ウォーキング」と「ジョギング」はそれぞれ動き方と目的が異なります。
何のためにやるのか、どれくらい動けるのかを考えて自分にあった運動を選んでください。