「希望」と「願望」と「志望」の違いとは?分かりやすく解釈

「希望」と「願望」と「志望」の違い生活・教育

『願い』とは我々が現状からの変化を望む言葉ですが、数多くの種類が存在しています。

今回はその中でもよく使われる3つについてご紹介致します。

この記事では「希望」「願望」「志望」の違いを分かりやすく説明していきます。

「希望」とは

この言葉の意味は『ある事柄の実現を望み願うことや明るい見通しに対しての期待』を表す言葉です。

ポイントは『明るい』という部分にあります。

この言葉はいいかえると『良い意味での変化や実現、見通しへの期待』というとてもポジティブな言葉が込められている言葉です。

例えば、海外転勤や留学という自分にとって明るい将来を望む場合は『希望』を使いますし、『希望した条件に合致する』とは自分の望む内容と提示されている事柄がマッチしているという意味を持っています。


「希望」の例文

・『君は最後の希望だ』
・『今回の辞令で長年希望していた仕事にようやく就くことが可能になった』


「願望」とは

この単語は『ある事柄を願い望むこと』を表す言葉です。

少し脱線すると『無意識におころの緊張を解消させようとするための動機』という心理学的な意味も持っています。

この言葉のポイントは『ある事柄』という部分にあり、ここにはポジティブな意味もネガティブな意味も両方存在しうるのです。

例えば有名人やスポーツ選手になりたいというのも『願望』ですが、自分の利益の為に相手が失敗するように望むことにも使われます。

また自殺をしたいという良くないことに対しても『自殺願望』などの表現をすることがあるように、いいことにも悪いことにも使えるのがこの『願望』という表現です。

「願望」の例文

・『老後は常夏のビーチで悠々自適に余生を楽しみながら暮らしたいという願望がある』
・『近頃の若者は自分の願望が叶えられないとすぐに感情を暴走させる傾向がある』

「志望」とは

この単語は『自分はこうなりたい、こうしたいと望むことやその内容』という意味を持っています。

どちらかというと『自分の願いを叶える為の意志』にポイントを置いている言葉です。

例えば入りたい学校や企業、なりたい職業などがある場合は『志望校』『志望企業』、『志望業界』、『外交官になることを希望する』などの表現を使い、自分のなりたい将来に対する意志を示すことがあります。

「志望」の例文

・『父は私が東京にある企業を志望することに大反対していた』
・『努力の甲斐があり、志望していた大学に合格することができてうれしい』

「希望」と「願望」と「志望」の違い

それぞれ『明るい願いを望むこと』、『善し悪しを問わず願うこと』、『自分の叶えたい願いや意志を望むこと』という区別をつけることができます。

『希望』や『志望』はポジティブな意味を主に含んでいる言葉なのに対して、『願望』はネガティブな『望み』に対しても使うことができる言葉であるのが面白い違いではないでしょうか。

まとめ

如何でしたでしょうか。

『願い』を表現する言葉に背景を付け加えると様々な表現の仕方があることに気づかれたと思います。

これ以外にも『願い』に関わる言葉は『本望』、『宿望』、『野望』、『所望』など様々ありますので是非調べてみてください。