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「奇跡」と「軌跡」と「奇蹟」の違いとは?分かりやすく解釈

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「奇跡」と「軌跡」と「奇蹟」の違い生活・教育

3語とも同じ「きせき」と読む「奇跡」「軌跡」「奇蹟」に意味の違いはあるのか。

この記事では、「奇跡」「軌跡」「奇蹟」の違いを分かりやすく説明していきます。

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「奇跡」とは?

常識では考えられないような、起こるはずのない、不思議な現象を「奇跡」と言います。

「奇跡」は、人間が持つ力や自然が持つ力、決まりなどを超えて起こるものを指します。

そのため、「奇跡」は、「不思議なこと」「信じられないこと」と同じです。

「奇跡」の例文

・『我がチームは、逆転満塁ホームランという奇跡のような展開で優勝を勝ち取りました』
・『完治が難しいと余命宣告まで受けていた父が、奇跡的に元気を取り戻しています』

「軌跡」とは?

「軌跡」は、何かが通った跡を意味する言葉です。

車輪が通った跡や先人の行いの跡、ある人物や物事がたどってきた跡、といった意味があります。

一般的に「軌跡」は、先人の行いの跡を意味する場合が多く、先人が達成した偉業や、そこにたどり着くまでの道のりなどを「軌跡」と言います。

そのため、「軌跡」は、「線路」「レール」「コース」「ルート」以外に「足跡」「歴史」「興亡史」「道のり」などと同じです。

「軌跡」の例文

・『私が尊敬している祖父の軌跡を辿ってみることにしました』
・『学校で、自分が尊敬する偉人の軌跡を調べる宿題が出されました』

「奇蹟」とは

「奇蹟」は、「奇跡」と同じ意味を持つ言葉です。

常識では考えられないような、起こるはずのない、不思議な現象を指す言葉ですが、実際に「奇蹟」を用いる範囲は限られています。

「奇蹟」の場合、人間が持つ力などでは考えられない不思議な現象ではなく、神の力によって起きた不思議な現象のみを指します。

神の力だと思われる場合のみ「奇蹟」といった漢字を用います。

そのため、「奇蹟」は、「神業」「神変」「霊異」「神のなせる業」「ミラクル」などと同じです。

「奇蹟」の例文

・『彼女があの状態で助かったのは、奇蹟としか言えません』
・『あれだけの大きな災害のなか、子供の命が助かったことは、奇蹟のようなものです』

「奇跡」と「軌跡」と「奇蹟」の違い

まず、初めに「奇跡」「奇蹟」は、同じ意味を持つ言葉です。

どちらも、常識では考えられないような、起こるはずのない、不思議な現象を意味します。

そのうえで、「奇蹟」には、その現象が神の力によって起こった場合のみを表すものとなります。

そして、「軌跡」は、この2つの言葉とは全く異なった意味を持ち、車輪が通った跡や先人の行いの跡、といった意味となります。

まとめ

同じ読み方を行う言葉ですが、大きく分けて2つの意味に分かれ、そのうえで、2つの言葉の間には、誰の力によってその現象が起きたのかで使い分けるといった違いがあります。

それらの違いを踏まえ、「奇跡」「軌跡」「奇蹟」の3つの言葉を使い分ける必要があります。