バレーボールの「検定球」「公認球」「練習球」の違いとは?分かりやすく解釈

「検定球」「公認球」「練習球」の違い生活・教育

この記事では、バレーボールの「検定球」「公認球」「練習球」の違いを分かりやすく説明していきます。

「検定球」とは?

バレーボールの検定球は公式試合で使えるボールのことで試合球とも呼ばれます。

試合においては良い状態、新品に近い検定球を使う必要があるため、練習で使うことにも実践さながらの感覚で挑めるというメリットが有るのですが、一定数試合用を検定球を確保しておく必要があります。

国内においてはモルテンとミカサのメーカーのものを使い男子はモルテン女子はミカサというように交互に毎年変更されます。


「公認球」とは?

国際バレーボール協会に認定された、国際大会でも使用できるボールで、公式球とも呼ばれます。

検定球よりもさらに精度や品質が高くなっており、練習用のボールよりも2倍程度価格が高くなっています。

一般のプレーヤーはあまり使用することがない特別なボールということが出来ますが、海外中継されるような大会ではこの公認球が使われることが多いと言えます。

なおバレーボールはサイズや重さに関する規定はすべてのボールで規定範囲内に収まるように決められていて、材質や色もルールが定められていますす。


「練習球」とは

安価なバレーボール用のボールで、検定球の基準に満たなかったものを指します。

表面の凹凸の精度が検定球などより劣る反面低価格な点がメリットですが、バレーボールチームで使えるレベルではなく、部活のバレーボールでも仕様は推奨されておらず、体育の授業や個人で楽しむレベルで使用する範囲に留まっています。

国産の部品は含まれていないことも検定球以上のボールとの違いと言えます。

また、重量を重くしたバレーボールの練習に使うボールは試合には使うことが出来ず、練習球の一種とみなすことが出来るでしょう。

バレーボールの「検定球」「公認球」「練習球」の違い

ボールの価格は公認球が最も高く検定球がついで高く、練習球が最も安価となっています。

反面練習球は公式戦で使うことが出来ず、表面の凹凸などの感触が異なることから、部活での仕様もあまり推奨されていない球となっており、試合と同じ感覚で練習ができる検定球が最も広く使われています。

公認球は国際バレーボール協会に認定された、国際大会でも使用できるボールとなっておいますが、インターネット通販でも取り扱い自体はあります、公認球はバレーボールの中でも品質は最も優れたものとなっています。

なお、外見に関しては公認球、検定球はもちろん、練習球であってもほぼ同等のものとなっているケースも有り、手触りや品番で判断が可能ですが、混ざるというケースがまず無いと言えるでしょう。

まとめ

バレーボールの「検定球」「公認球」「練習球」では「検定球」が最もポピュラーな球で、その上を行く品質が「公認球」となります。

プロのバレーボール選手などでは品質の差の問題があるため、「練習球」に触れることはまずないとも言えます。