この記事では、「打ち合わせ」と「会議」と「ミーティング」の違いを分かりやすく説明していきます。
「打ち合わせ」とは?
「打ち合わせ」は「うちあわせ」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「衣服の前身ごろにある、重なる部分」という意味で、洋服の前部分にある重なる部分のことです。
2つ目は「前もって少し相談すること」という意味で、仕事などで事前に内容を確認したり、下準備しておくことです。
上記に共通するのは「前で合わせる」という意味です。
「打ち」は「ちょっと」という意味、「合わせ」は「合わせる」の名詞形、「打ち合わせ」で「ちょっと合わせること」になり、仕事の相談などに使われる様になりました。
「打ち合わせ」の使い方
「打ち合わせ」は名詞として「打ち合わせする・した」と使われたり、形容詞として「打ち合わせの内容」などと使われたり、動詞として「打ち合わせる・打ち合わせた」と使われたりします。
基本的に、日常で使われる場合、仕事などで事前に相談・確認しておくことに使われる言葉です。
「打ち合わせ」の例文
・『プレゼンの前に最終的な打ち合わせをしておく』
「会議」とは?
「会議」は「かいぎ」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「関係者が集まって相談して、ものごとを話し合い決定すること」という意味で、ある内容についてお互いの意見を述べ合い、結論を出す為の集まりのことです。
2つ目は「ある事柄を評議する組織や機関」という意味で、公的に設立された組織のことです。
上記に共通するのは「大勢で話し合って結論を出すところ」という意味です。
「会議」の使い方
「会議」は名詞として「会議を開く・開いた」「会議する・した」などと使われたり、形容詞として「会議の議案」などと使われたりします。
基本的に、関係者が集まって意見を述べ合い、決定することに使われる言葉です。
「会議」の例文
・『今期の予算案が予算会議で認められた』
「ミーティング」とは?
「ミーティング」の意味は「組織的な集会や会合で、比較的少人数のもの」です。
会社や組織などで開かれる集会や会合で、担当者など比較的小規模の集まりのことです。
「ミーティング」は英語の「meeting」が日本語化した言葉で、「人が会うこと」「出会い」「会議」「大会」「会合」など、日本語とは違い大規模な会議や集まりにも使われます。
「ミーティング」の使い方
「ミーティング」は日本語の場合、名詞として「ミーティングする・した」「ミーティングルーム」などと使われます。
基本的に、会社や組織などで開かれる、比較的小規模の集会や会合に使われる言葉です。
「ミーティング」の例文
・『3時からミーティングが入っている』
「打ち合わせ」と「会議」と「ミーティング」の違い
「打ち合わせ」は「日常で使われる場合、仕事などで事前に相談・確認しておくこと」という意味です。
「会議」は「関係者が集まって意見を述べ合い、決定すること」という意味です。
「ミーティング」は「会社や組織などで開かれる、比較的小規模の集会や会合」という意味です。
まとめ
今回は「打ち合わせ」と「会議」と「ミーティング」について紹介しました。
「打ち合わせ」は「事前に相談すること」、「会議」は「意見を述べ合い決定する場」、「ミーティング」は「比較的小規模の会合」と覚えておきましょう。
