皆さんは普段食べている主食と言えば、「白米」でしょうか。
健康ブームと呼ばれる昨今では「玄米」や「雑穀米」も人気が出て来てきます。
では「白米」「玄米」「雑穀米」はどのような違いがあるのでしょうか? そこでこの記事では、「白米」と「玄米」と「雑穀米」の違いを分かりやすく説明していきます。
「白米」とは?
「はくまい」と呼ばれる「白米」は、「ついて精げた米米」のことを指しています。
「精白米」や「精米」ともう言われているのですが、「玄米を精白して胚芽と糠を取り除いたもの」が「白米」なのです、。
「白米」の例文
「白米」の例文を挙げると以下のようなものがあります。
・『昔から我が家は白米主義なんだ。もちもちしていてすごくおいしいからね』
・『コイン精米機で8分つきの白米にするんだ』
多くの家庭の食卓に上るのが「白米」のようです。
「玄米」とは?
「玄米(げんまい)」は「もみを取り去っただけでまだ精白されていない米」のことで、別名「くろごめ」とも呼ばれています。
「玄米」の例文
「玄米」の例文を見てみましょう。
・『ウチは玄米を主食にしているだ。健康に気を遣ってるからね』
・『玄米を炊く時は結構長い時間、水に浸しておく必要があるって知ってる?』
「雑穀米」とは
「ざっこくまい」と読む「雑穀米」は、「玄米・あわ・キビ・もち麦などを白米に混ぜ込んだもの」ですが、食物繊維・ミネラル・ビタミン類も豊富に含まれており、栄養価が高いために、最近注目されています。
「雑穀米」の例文
「雑穀米」の例文は以下の通りです。
・『雑穀米はすごく栄養バランスが取れているから、週に2回は食べているよ』
・『雑穀米は味も結構いいんだな』
「白米」と「玄米」と「雑穀米」の違い
ここで「白米」と「玄米」と「雑穀米」の違いを見て行きましょう。
「玄米」は、「収穫した稲の籾から籾殻を取り除いた状態の稲のこと」を言っています。
その玄米から「果皮・胚芽・ぬかを削り取ったものが白米」になるのです。
玄米は、白米では削り取られた皮・胚芽・ぬかに特徴がある稲。
ビタミン・ミネラル・食物繊維など消化や代謝を助ける栄養素がたっぷり含まれています。
玄米の食物繊維は白米の6倍、ビタミンEは約12倍、ミネラル分のマグネシウムが約5倍もあるために、健康食材として健康を気遣う人たちに好まれているのです。
「雑穀米」は「玄米・あわ・キビ・もち麦などを白米に混ぜ込み、食物繊維・ミネラル・ビタミン類が含まれてるもの」です。
まとめ
ここまで「白米」と「玄米」と「雑穀米」の違いを説明してきました。
冒頭でも触れたように健康ブームであることから、「白米」も去ることながら、「玄米」と「雑穀米」も人気が出ていることは、私達の食文化に大きな変化が起こっていることかもしれません。
しかし、1日3食規則正しく摂ることで健康を保つことができることを忘れてはなりません。