「初心者」と「初級者」と「中級者」の違いとは?分かりやすく解釈

「初心者」と「初級者」と「中級者」の違いとは?生活・教育

ストレスが多い現代社会で、自分の好きな事を楽しむ行為は欠かせないものです。

習い事を始める、趣味を楽しむ、そのような場面で使われることのある、「初心者」「初級者」「中級者」という三つの言葉。

物事の学習レベルを表す言葉ですが、どのように違うのでしょうか。

この記事では、「初心者」「初級者」「中級者」の違いを分かりやすく説明していきます。

「初心者」【しょしんしゃ】とは?

「初心者」とは、物事をこれから初めて習おうとする人、習いたての人のことを指します。

興味を持って、ある物事を始めようと思ったけれど、どんな道具を使ったらいいのか、どのように使ったらいいのかさえまだわからない状態。

いわば、物事を実践する前の準備段階といったような状態です。


「初心者」の言葉の使い方

本来、初めて習う人、習いたての人を指して「初心者」としますが、ある程度習っているけれど謙遜して自分を「初心者」として言う場合もあります。

ある程度習っているけど自信はない、上手いと思えない、そんな時に自分のことを初心者と言ったりします。

また、全く習う予定のないものに対して「初心者」とは言いません。


「初級者」【しょきゅうしゃ】とは?

「初級者」とは、物事を習いたての人、慣れ始めてきた人のことを指します。

「初心者」よりもひとつ上の段階と言えます、「初心者」にはまだ「級」が付いていません。

「級」には、程度の位置づけや段階といった意味がありますので、「初級者」は最初の段階ということになります。

「級」は、ランクやレベルといった意味です。

「初級者」の言葉の使い方

「初級者」は、「初心者」との区別が曖昧になりがちな言葉です。

習う前の段階では「初心者」とはっきり言えますが、いざ習い始めてしまうと、どこがどうなったら「初級者」になるのか明確な区別がありません。

他から見たら判断できるかもしれませんが、自分ではとても判断しづらい面があります。

ですから、習いたての人は謙遜の意味も含めて、自分のことを「初心者」と言う方が好ましいです。

「中級者」【ちゅうきゅうしゃ】とは?

「中級者」とは、物事に慣れてきた人、テクニックを習得し始めた人のことを指します。

「中級者」は、「初級者」よりもひとつ上の段階と言えます。

「中級者」の言葉の使い方

さすがに「中級者」まで来ると、自分の中でも実力がついてきたのが実感できます。

そうなれば、自信をもって自分のことを「中級者」と呼んでもいい段階です。

逆に、いつまでも「初心者」と言っていると、周囲への嫌味に聞こえてしまいかねない段階とも言えます。

「初心者」と「初級者」と「中級者」の違い

「初心者」とは、「初めて習う人、習いたての人」を指す言葉です。

「初級者」とは、「習いたての人、慣れ始めてきた人」を指す言葉です。

「中級者」とは、「慣れてきた人、テクニックを習得し始めた人」を指す言葉です。

まとめ

「初心者」「初級者」「中級者」の違いを説明してきましたが、謙遜などの気持ちも関係することがわかりました。

自分を客観的に見てランク付けすることは難しいことではありますが、この記事を活用し「初心者」「初級者」「中級者」を上手に使い分け、趣味を楽しんでもらえたら嬉しいです。