「小惑星」と「彗星」と「衛星」の違いとは?分かりやすく解釈

「小惑星」と「彗星」と「衛星」の違いとは?生活・教育

この記事では、「小惑星」「彗星」「衛星」の違いを分かりやすく説明していきます。

「小惑星」とは?

大きさは普通の惑星より小さく、惑星と同様に太陽の周りを公転します。

かつて小惑星には厳密な定義がなく「惑星よりはちいさく太陽の周りの周りをまわる天体のこと」というものだけでした。

しかし、現在は観測技術があがって様々な天体が見つかるようになり、もっと細かく分類されるようになりました。

現在では、太陽系の天体で大きく3つに分類されます。

惑星、準惑星、太陽系小天体です。

太陽系小天体の中にまた分類がありその中に小惑星が属しています。

小惑星の発見は軌道が確定しているものですでに20万個を超えています。

この数は、まだまだこれから増えるとみられています。

小惑星の特徴としてまず挙げられるのは、形がいびつなことです。

これは、小惑星そのものが小さく自重が小さいためです。

他の大きな惑星では重力に引っ張られて、内部への圧力が働き、均等な形になります。

小惑星は、重力を支えられる大きさなので、不規則な形を保っているものが多いのです。

また、小惑星のなかでも球形をしているものがいくつかあり、準惑星への格上げの可能性もあるとのことです。


「彗星」とは?

彗星は太陽系小天体の中の一つで小惑星と似ていて形はいびつです。

彗星は太陽のエネルギーにより氷などが解けだしています。

見え方としては、尾を引いているように見えます。

別名「ほうき星」とも呼ばれています。

実は宇宙にも水(H 2O)はあります。

火星より太陽に近い位置では蒸発してしまいますし、また地球より太陽から離れた場所では凍ってしまいます。

なので液体としての水は地球以外に発見されていませんが、彗星の原料は主に氷、岩石の順になっています。


「衛星」とは

惑星や準惑星、小惑星の周りを公転する天然の天体です。

これは人間が作った人工衛星と区別するために自然衛星と呼ばれることもあります。

惑星の環を構成する氷や岩石などの小天体(土星の周囲などにみられるリング状のもの)は、普通は衛星と呼ばれません。

例えば地球の衛星は月です。

月の質量比は他の衛星と比べるとはるかに大きいことが特徴で、地球の81分の1です。

その次に質量比が大きい衛星が海王星に対するトリトンという衛星で5000万分の1なので、月の異常な大きさがわかると思います。

太陽系の惑星のうち、水星と金星以外の6個で、また準惑星では冥王星、エリス、マケマケ、ハウメアの4個は少なくとも1個の衛星を持っています。

「小惑星」と「彗星」と「衛星」の違い

この3つは太陽系の天体に位置づけられますが、それぞれ違う特徴を持っています。

見た目で判断すると、水星が尾を引いているものになります。

また、形がいびつで尾を引いていないものが小惑星です。

衛生は惑星の周りをまわっています。

まとめ

天体の中の一部のものを解説しましたが、それぞれに特徴がありました。

天体にはもっと細かく分類されているものがあったりたくさんの星に名前が付けられていますので、調べてみるととても面白いです。