「厳密」と「厳格」と「厳重」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「厳密」と「厳格」と「厳重」の違いとは?生活・教育

きびしいこと、けわしいことという意味合いの「厳」の字を持つ言葉、「厳密」「厳格」「厳重」

同じ文字を持つ言葉なので似たようなイメージがありますが、果たして違いはどこにあるのでしょうか。

この記事では、「厳密」「厳格」「厳重」の違いを分かりやすく説明していきます。

「厳密」【げんみつ】とは?

「厳密」とは、細かい所まで手落ちなく厳しく行う様子を表した言葉です。

きびしいという意味を持つ「厳」の字と、きめの細かいことや行き届いていることという意味を含む「密」の字を、組み合わせた言葉です。

良く気が利いていて、落ち度がないといったような意味合いになります。

落ち度がないことに重きを置いており、正確さを求められる場面で使われることの多い言葉です。

「厳密」の例文※例文は箇条書き

・『人間ドックで厳密な検査を行う』
・『宇宙の始まりを解明する為、厳密な調査を行う』
・『厳密に言えば、略歴とプロフィールは違います』

「厳格」【げんかく】とは?

「厳格」とは、厳しく正しいこと、規則を厳しく守りいい加減にしないことという意味になります。

きびしいという意味を持つ「厳」の字と、きちんとして正すといったような意味を含む「格」の字を、組み合わせた言葉です。

規則を守るというような意味合いが強く、人の性格や人柄を語る時、また、何かのルールに関して語る時に使われることの多い言葉です。

「厳格」の例文

・『社長は厳格な方なので、ルールはしっかり守ってください』
・『細かくルールを設けていたが、さらに厳格化することにした』
・『厳格な基準を設ける必要がある』

「厳重」【げんじゅう】とは?

「厳重」とは、きびしいことを意味した言葉です。

きびしいという意味を持つ「厳」の字と、おもおもしいという意味を含む「重」の字を、組み合わせた言葉です。

「厳」の字だけでもきびしい意味を持つので、厳しいとだけ言えば良い所ですが、「重」の字を組み合わせることで、厳しさの度合いをさらに高めています。

とにかく厳しく対応することが必要な時に使われる言葉です。

「厳重」の例文

・『大型台風の接近に伴い、厳重な警戒が必要です』
・『大統領が来日しているので、警備が厳重だ』
・『国宝なので厳重に取り扱ってください』

「厳密」と「厳格」と「厳重」の違い

「厳密」とは、「正確さ」を求められるような場面で用いられる言葉です。

「厳格」とは、「規則に厳しい」という意味合いの強い言葉になります。

「厳重」とは、とにかく「厳しい対応」が必要な時に使われる言葉です。

近年では自然災害が増え、厳重に警戒してくださいという文言をよく耳にすると思います。

まとめ

「厳密」「厳格」「厳重」の違いについて、これまで述べてきましたが、わかりましたでしょうか。

簡単にまとめてしまうと、「厳密」「正確さ」が求められる時、「厳格」「規則に厳しい」様子、「厳重」「厳しい対応」が必要な時。

このように覚えておくと良いでしょう。