スーパー、コンビニ、販売店、ネットショップなどで買い物をすると必ずついてくるのがポイントです。
ポイントは購入価格に対する割合などで付けられることが多いですが、この時それを表現するのに「ポイントが付与されました」、あるいは「ポイントが付加されました」と言います。
この2つはどう違うのでしょうか。
また、他にも同様の意味の言葉として「還元」もありますが、使い方は違うのでしょうか。
この記事では、「付与」と「付加」と「還元」の違いを分かりやすく説明していきます。
「付与」とは?
「付与」とは、文字通り「付け与える」ことです。
「元々のものに追加して与える」と言うこともできます。
ここで重要なのは「付与」に関しては、「与える」とか「あげる」というニュアンスが強くなっているということです。
そういう意味では、英語では「give」あるいは「grant」が近いのではないでしょうか。
「付加」とは?
「付加」とは、文字通り「付けて加える」ことです。
「元々のものに追加して加える」と言うこともできます。
ここで重要なのは「付加」に関しては、「加える」という意味がより強くなっていると言うことです。
そういう意味で、英語では「addition」が近いでしょう。
「還元」とは?
「還元」とは、元々は化学用語で、「酸化」の反対の現象です。
「酸化」というのは簡単に言うと「その物質と酸素が結びつくこと」です。
「還元」は逆に「その物資から酸素が取り除かれること」です。
その「酸化」「還元」の一連の化学用語から一般的な用法に転用されて、「何かを与えてもらった」その代わりに「何かを差し上げる」と言う意味で使われるようになりました。
「付与」と「付加」と「還元」の違い
「付与」と「付加」に関してはどちらも、現在所有するものに「追加して」何か付いてくると言うニュアンスは同じですが、「付与」の場合は「あげます」のニュアンスが大きく、「付加」の場合は「追加します」のニュアンスが大きいと言う違いがあります。
それに対して、「還元」は何かをしてもらった「お礼に」何かを「お返し」するというニュアンスが強くなります。
まとめ
この記事では「付与」と「付加」と「還元」の違いに関して説明してきました。
ここまで理解すれば、序文でご紹介した、買い物をしてポイントをもらうケースに戻ってみると「スーパーで買い物をしてショッピングポイントが付加されました」「スーパーで買い物をしてショッピングポイントが付与されました」「スーパーで買い物をてショッピングポイントが還元されました」の全てが成り立つことがわかりました。
ただ、それぞれ微妙にニュアンスが違うことも説明しました。
実際には何を言いたいのか「加える」ことなのか「あげる」ことなのか「行って帰る」ことなのか、それを考えれば、どの言葉が最も相応しいのかが分かってくるでしょう。
それでは、スーパーに行ってポイントを還元してもらいましょう。