この記事では、「抱負」と「決意」と「目標」の違いを分かりやすく説明していきます。
「抱負」とは?
「抱負」は「ほうふ」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「あるものごとを達成する為に、心の中に思い描いている計画や考え」という意味で、あるものごとを実現させる為の手段を心に持っていることを言います。
2つ目は「自分がなりたい、やりたいと心の中に持っている意思」という意味で、自分の望みや志のことを言います。
上記に共通するのは「心の中に持っている」という意味です。
「抱負」の使い方
「抱負」は名詞として動詞を伴い「抱負を語る・語った」「抱負を立てる・立てた」「今年の抱負」などと津関われます。
基本的に、心に持っている、自分の計画やこころざしに対して使われる言葉です。
「抱負」の例文
・『今年の抱負はセールスを延ばして先輩に追いつくことです』
「決意」とは?
「決意」は「けつい」と読みます。
意味は「重要な事柄について、自分の考えをはっきりと定めること」です。
自分に関わる大切なことについて、自分の意思をはっきり決めることや、その決めた内容のことを言います。
「決意」の使い方
「決意」は名詞として動詞を伴い「決意する・した」「決意を述べる・述べた」「決意表明」などと使われます。
基本的に、自分に関わる重要な事柄について、考えをはっきりと定めることに使われる言葉です。
「決意」の例文
・『彼は今年中に彼女と結婚することを決意した』
「目標」とは?
「目標」は「もくひょう」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「特定の場所にたどり着く様に、目印とするもの」という意味で、ある場所から外れない様に常に目当てにするもののことを言います。
2つ目は「射撃や攻撃などの的」という意味で、弾丸を打ち込む対象となる物のことを言います。
3つ目は「行動するにあたり、達成する為に目指す規準」という意味で、自分がどこまで頑張るべきか目指す基準のことを言います。
上記に共通するのは「目指すもの」という意味です。
「目標」の使い方
「目標」は名詞・形容動詞として「目標だ・である」「目標にする・した」「目標を持つ・持った」「目標達成」などと使われます。
基本的に、ある位置や数量に至る為に、自分が目指す対象となる基準に使われる言葉です。
「目標」の例文
・『今月の目標は新規顧客を10件確保することだ』
「抱負」と「決意」と「目標」の違い
「抱負」は「心に持っている、自分の計画やこころざし」という意味です。
「決意」は「自分に関わる重要な事柄について、考えをはっきりと定めること」という意味です。
「目標」は「ある位置や数量に至る為に、自分が目指す対象となる基準」といういみです。
まとめ
今回は「抱負」と「決意」と「目標」について紹介しました。
「抱負」は「計画やこころざし」、「決意」は「考えを定める」、「目標」は「目指すもの」と覚えておきましょう。