「金利」と「利子」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「金利」と「利子」の違いとは?言葉の違い【2語】

この記事では、「金利」「利子」の違いを分かりやすく説明していきます。

「金利」とは?

「金利」とはお金を貸した後に貸した金額に上乗せされる金額の割合です。

日本ではお金を貸した場合貸した額にプラスして、一定の割合まで多く返済を求めても良いと法律で決まっています。

この貸したお金に上乗せする割合を指す言葉が金利です。

この割合は1年間借り続けるとこれだけの割合が増加しますという割合になります。

どこまでの金利が許されるかは金額によって上限が決まり、借りた金額が多いほうが上限が低く、貸す側はその上限の範囲内でプランなどによって金利を設定する形です。


「利子」とは?

「利子」とはお金を借りた場合に上乗せされて多く返さなければいけないお金です。

お金を貸した場合「金利」の割合分を上乗せしても良いと説明しましたが、実際に上乗せされた金額を指します。

また同じ意味で利息という言葉もありますが、貸した側から見た多く受け取れる分を指す言葉が利息で、借りた側から見た多く返さなければいけない分が「利子」と使い分けることが一般的です。

利子は借りた金額である元金に、金利を1年の日数である365で割り、更に実際に借りた日数を掛けることで計算できます。


「金利」と「利子」の違い

「金利」「利子」の違いを、分かりやすく解説します。

貸した金額に対して返済額を増やす割合を指すのが「金利」で、借りた金額より多く返さなければいけない分の金額を指す言葉が「利子」です。

お金を貸した場合多く返してもらう権利があり、「金利」によってそのレートが決まり、それに従って計算された実際の金額が「利子」になります。

まとめ

「金利」は借金に上乗せされる金額のレートで、「利子」は実際に上乗せされる金額であり、関係はありますが別々の言葉でもあります。

金融機関にお金を借りると「利子」である金額の上乗せは避けられませんが、それを決めるのが「金利」だと考えましょう。