この記事では、「野望」と「希望」の違いを分かりやすく説明していきます。
「野望」とは?
「野望」は、「やぼう」と読みます。
のはらや畑、荒々しい等の意味がある「野」の漢字に、願うや望むといった意味を持つ「望」の漢字で成り立っています。
「野望」は、分不相応な望みや、大それた野心といった意味を表すのです。
「希望」とは?
「希望」は、「きぼう」と読みます。
のぞむとか稀といった意味を有する「希」の漢字に、のぞみや期待される事といった意味の「望」の漢字で成り立っています。
「希望」は、実現を望んで願う事とか将来に対する期待といった意味です。
「野望」と「希望」の違い
「野望」と「希望」の違いを、分かりやすく解説します。
「野望」は、分不相応と言える程に大それた望みを意味します。
一方の「希望」は、シンプルに何かを望んだり、願う事を意味しています。
「野望」の例文
・『あの政治家は、総理大臣になるという野望を持っています』
・『彼は権力を手に入れるという野望を抱いているのです』
「希望」の例文
・『新入社員の彼女は希望に燃えています』
・『複数の社員が退職を希望している様です』
まとめ
「野望」の方は、身の程を弁えない様な大それた望み、という意味です。
もう一方の「希望」は、実現を望んで願う事とか、その願いを表します。