「ヤマネ」と「ネズミ」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「ヤマネ」と「ネズミ」の違いとは?言葉の違い【3語】

この記事では、「ヤマネ」「ネズミ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ヤマネ」とは?

「ヤマネ(山鼠・冬眠鼠)」とは、齧歯目(ネズミ目)ヤマネ科ヤマネ属に分類されている哺乳動物を意味しています。

「ヤマネ」の別名は「ニホンヤマネ」で、「マリネズミ」「コオリネズミ」などの俗称もあります。

また、「ヤマネ」は日本固有種で、国の天然記念物に指定されています。

「ヤマネ」の頭胴長は7cm〜8cmくらいで、尾の長さは5cm程度あります。

冬は樹皮の隙間や土の中、落ち葉の下などで、丸まった姿で冬眠します。

食性は雑食で、昆虫や果実、種子などを食べます。

「ヤマネ」は夜行性なので、昼間は休んでいて、夜になると活発になります。

そして、「ヤマネ」の英語表記は「Japanese dormouse」になります。


「ネズミ」とは?

「ネズミ(鼠)」とは、齧歯目(ネズミ目)ネズミ亜目のうちの数科に属している哺乳動物の総称を表しています。

「ネズミ」は世界各国のあらゆる場所に生息しています。

食性は雑食で、夜行性です。

「ネズミ」の体長は種類によって差がかなりあります。

大きいネズミの「ヌートリア」の体長は、50cm〜70cmくらいあります。

反対に小さいネズミの「カヤネズミ」の体長は、5.5cm〜7.5cm程度になります。

さらに、「ネズミ」は英語では大型のものを「Rat」、小型のものは「Mouse」と表記しています。


「ヤマネ」と「ネズミ」の違い

「ヤマネ」「ネズミ」の違いを、分かりやすく解説します。

「ヤマネ」は尾が長い毛で覆われていて、背中には黒い筋がありますが、「ネズミ」にはそれらがありません。

また、「ヤマネ」は冬眠しますが、「ネズミ」は冬眠さずに、冬も活動しています。

「ヤマネ」「ネズミ」には、これらのような違いが見られます。

まとめ

今回は「ヤマネ」「ネズミ」の意味や違いなどについてご紹介してきました。

「ヤマネ」「ネズミ」、それぞれの言葉の意味や違いを知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。