この記事では、「忍者」と「アサシン」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「忍者」とは?
敵の陣地に入り込むとき見つからないように潜り込み、秘密を探るために雇われているのが“Ninja”「忍者」【にんじゃ】です。
密偵として上の者が何をしようとしているか探るため、敵が住む家や城に潜り込んで会話を聞いたり、書類を盗み出します。
日本では城の主に雇われた者を指し、密かに水の中に長く潜り、見つからないように建物へ近づくのです。
また、足音を立てずに素早く走ったり、屋根の上にのって歩く練習したりと身体能力が必要になります。
「アサシン」とは?
イスラム教において極秘のうちに敵を暗殺する者を“Assassin”「アサシン」と呼びます。
団体で訓練して、いつでも刺客として活動できるようにするのです。
殺す相手は権力者であったり、危害を加えてきそうな者など意味がある人物を狙って命を奪い取ってしまいます。
元々は大麻という意味があるハシーシュが語源となる呼び方であり、暗殺教団として活動している団体です。
彼らは重要人物の居場所を探し出すのに長けていて、人知れず行動して使命を全うします。
「忍者」と「アサシン」の違い
ここでは「忍者」と「アサシン」の違いを、分かりやすく解説します。
暗闇でも依頼を遂行する「忍者」は、日本で隠密に依頼を遂行する雇われた者を指します。
密かに暗殺するだけではなく、ときに大事な物を持ち出す仕事もするのです。
もう一方の「アサシン」は狙った者の命を奪うため極秘のうちに行動する暗殺教団を指します。
刺客として活動するため依頼を請け負う団体や人を指す呼び方です。
中世においての暗殺集団として活動していた者であり、組織のために人斬りを請け負う「忍者」と同じように仕事する者をアラビア語で「アサシン」といいます。
まとめ
密かに任務を遂行する人を取り上げました。
ただ、足音を立てず相手に近づく者を指すか、命を奪うためには手段を選ばないかの違いがありますので、その活動を調べてみるといいでしょう。