この記事では、「衛生」と「健康」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「衛生」とは?
人からの感染を防ぐため身の回りを常に清潔に保ち、マスクをかけて対策することを「衛生」【えいせい】といいます。
例えば外から帰ったとき手を洗って冷蔵庫のドアを開けたり、寝る前には歯をしっかり磨いて寝るのです。
また、人が手をつけたものは避けたり、食器、服、頭もきれいにしておきます。
また、人と会話するときは唾が飛ばないように距離をあけるといった行動も命を衛る「衛生」になるのです。
「健康」とは?
WHOは1948年、身体的に元気な体作りを目指すだけではなく、社会的に困ったことがなく生きられて、なおかつ精神的に明るく人生を謳歌できる生活を「健康」【けんこう】といいます。
この3つの課題をすべて乗り越えれば病気に打ち勝てる人間として生きられるのです。
そのためには「健康診断」に行って検査したり、運動不足にならない、栄養ある食事するのも大切な行動になります。
「衛生」と「健康」の違い
ここでは「衛生」と「健康」の違いを、分かりやすく解説します。
命を衛るため日常生活で人と近づき過ぎない、タオルや食器は菌が増殖しないよう常に清潔な状態にするのが「衛生」です。
また、風邪をひいた人とは隔離したり、疾病を早めに治療して人にうつさないようにします。
もう一方の「健康」は病気や食べ物を美味しく食べられるように運動して、趣味やお洒落を楽しめる人生を心がけるのです。
「衛生」の例文
・『大浴場は菌が増殖するので、念入りに掃除して衛生を保つ』
・『下水処理が行き届かない農村部では衛生問題が課題だ』
「健康」の例文
・『健康長寿社会では、栄養が高い野菜が売れている』
・『笑いと音楽を楽しむ生活するのも健康につながる』
まとめ
人間が生きるうえで取り入れるべき科目を2つご紹介しました。
意味を調べて、比較してみるのもまた言葉の意味について理解できる秘策となるでしょう。
