「プラス」と「足す」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「プラス」と「足す」の違いとは?言葉の違い【3語】

この記事では、「プラス」「足す」の違いを分かりやすく説明していきます。

「プラス」とは?

「プラス」は、英語では「plus」と表記します。

その「plus」を、カタカナに変換して日本語にしたのがこの「プラス」の言葉です。

よって「プラス」は英語と同じ様な意味を持ち、数や量を加える事や良い事・良い面という意味を持っているのです。


「足す」とは?

「足す」は、「たす」と読むのが正解です。

パッとみて分かるように、あしやたす等の意味を所有している「足」の漢字に、平仮名の「す」を付け足す事で成りたっています。

だから「足す」は、付け加えたり、足し算をしたり、不足分を補ったりという様な意味を持っています。


「プラス」と「足す」の違い

「プラス」「足す」の違いを、分かりやすく解説します。

語源は同じであり、数字等を加える意味に共通点があります。

とはいえ「プラス」は英語由来の言葉であり、良い面やためになるといった意味があります。

もう一方の「足す」は、必要な事を済ませるという意味があります。

「プラス」の例文

・『本給に諸々の手当をプラスすると、この金額になります』
・『本件に関してはマイナス面を見るよりも、プラス面を見るべきです』

「足す」の例文

・『ここ一週間の売上げを足すとこの金額になります』
・『味が薄いのでもう少し塩コショウを足すべきです』

まとめ

二つの言葉は、ひらがなとカタカナなので表記は似ていません。

ですがどちらも、数字や量を加える、という同じ意味を表現するので、混同する恐れがあります。

もっとも「プラス」は英語を日本語化した言葉で、良い事とか良い面という意味も表現可能な言葉です。

それに対して「足す」は、シンプルな日本語であり、必要な事を済ませるという意味も示せます。