「追い風」と「良い風潮」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「追い風」と「良い風潮」の違いとは?違い

この記事では、「追い風」「良い風潮」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「追い風」とは?

後押しする事が起きて良い方向に向うことを「追い風」【おいかぜ】といいます。

例えば、作業しているとき「追い風」が吹いて有利な状況となるのです。

この風に背中を押されれば躓いていた状況でも順風に物事が進んでいくのです。

このように、自分が突き進む方向へさらに風が吹き付けてくれば困難な仕事も乗り越えられます。

とても良い意味で職場でも使われている言葉です。


「良い風潮」とは?

そこにいる人がみな協力的で、とても和やかな雰囲気であることを「良い風潮」【いいふうちょう】といいます。

ビジネスでは利益が上向きであったり、作業が好調に出来ている様子を表すのです。

例えば、その町全体が環境のことを考えて太陽光を取り入れたり、風力発電に目を向けるといった良い傾向を指します。

他には時代の波に乗り、良い方向に向う社会の様を指すときも使う言葉です。


「追い風」と「良い風潮」の違い

ここでは「追い風」「良い風潮」の違いを、分かりやすく解説します。

作業しているとき、後ろから風が吹いてきてさらにやる気が増し、順風に物事が進むことを「追い風」といいます。

反対に「今は追い風が吹いていない」では、うまく影響を与えられていない状況を指す場面で使うのです。

もう一方の「良い風潮」は、多くの人が良いと思うことを一斉に受け入れるところが好ましい傾向であるといえます。

「追い風」は自分にとって良い傾向を指し、「良い風潮」は社会的に良い考え方を指すのです。

「追い風」の例文

・『追い風に乗ってうまく商談相手と交渉を進められた』
・『追い風とはならず、団体の訴えは受け入れられなかった』

「良い風潮」の例文

・『好きな曲を演奏してストレスを発散するのは良い風潮だ』
・『野菜を食べて動脈硬化を防ぐのは良い風潮である』

まとめ

「風」を使っていますが、「追」「良」の違いが見られます。

どのような意味で使い方するかに目を向けて、使い分けてみるといいでしょう。

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