この記事では、「追い求める」と「探査」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「追い求める」とは?
目的を持って必要としているものを自らが追求することを「追い求める」【おいもとめる】といいます。
例えば、好きな人と付き合いたいと思うとき、相手を振り向かせるために追うのです。
また、自分が趣味とする古代の発掘物を探すため現地へ出向いては誰がどのような目的で作ったか深堀するために調べます。
このように、追求したいと思う物について深堀しては謎を解く、知識を身に付けるのです。
「探査」とは?
まだ正式に認められていない未知なる物事を色々な方法で探り、その意味について調べる行為を「探査」【たんさ】といいます。
例えば、山のどこに源泉が眠るか掘り当てたり、金の有り無しを調査して探るのです。
このような意味から「貴重な音源を探査する」といった言い方して、どこに魅力的な音の元になるか探るという意味で使われています。
「追い求める」と「探査」の違い
ここでは「追い求める」と「探査」の違いを、分かりやすく解説します。
実際に存在している物の価値を調べたり、作った者や作られた理由について色々と調べて情報を得ることを「追い求める」といいます。
追う対象となるのは好きな人であったり、発掘された物、流行など興味を魅かれたものです。
かなり幅広いものが対象になります。
もう一方の「探査」は、まだ人々に知られていない未知なる物について探り調べる行為を指す言葉です。
自らの趣味や好きな物について強く求めることを「追い求める」といいますが、「探査」は宇宙や鉱脈といった物を探し当てるという意味で使われているのが違います。
「追い求める」の例文
・『選手は銅や銀よりも、1位の証である金を追い求める』
・『孤独を忘れるため、夜の街に出て快楽を追い求める』
「探査」の例文
・『UFOに興味がある彼は宇宙探査に金をかける』
・『資源探査するため、お金を貯めて1週間行く』
まとめ
興味があるものを追求するという点は同じですが、自分が好きか、未知なるものを探るところに違いがあります。
どのような点が異なるか調べて、使い分けてみるといいでしょう。
