「順番に」と「逐次」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「順番に」と「逐次」の違いとは?違い

この記事では、「順番に」「逐次」の違いを分かりやすく説明していきます。

「順番に」とは?

「順番に」「じゅんばんに」と読みます。

「順番に」は、「順序に従って、代わる代わることに当たること」という意味があります。

例えば、並んでいる順序に従い、代わる代わる席に着いて食事をするとき、「並んだ順番に食事をする」という文章にすることができます。


「逐次」とは?

「逐次」「ちくじ」と読みます。

「逐次」は、「順を追って、次々に物事がなされる様子」という意味があります。

例えば、新聞や雑誌などが、終期を予定せずに、順を追って継続的に刊行される時、「逐次刊行物(ちくじかんこうぶつ)」と呼ばれます。


「順番に」と「逐次」の違い

「順番に」「逐次」の違いを、分かりやすく解説します。

「順番に」は、「順序に従って、代わる代わることに当たること」という意味があります。

一方で、「逐次」は、「順を追って、次々に物事がなされる様子」という意味があります。

どちらも、物事が連続してなされる様子を意味する言葉という共通点があります。

しかし、「順番に」は、物事や人などが、代わる代わるなされるのに対して、「逐次」は、ある物事がなされていく様子を意味するという違いがあります。

ある一つの物事がなされていくとき、「逐次」を使い、いくつかの物事が交代しながらなされていくときは、「順番に」を使うようにしましょう。

「順番に」の例文

・『客を順番に案内する』
・『順番に登板が回って来る』

「逐次」の例文

・『部屋を片付けるため、不要な品を逐次処分していく』
・『メンバーがいなくなれば、逐次新メンバーを追加する』

まとめ

「順番に」「逐次」という2つの言葉の違いについてみてきました。

この2つの言葉には大きな意味の違いがありました。

言葉の違いを知り、きちんと使い分けてみてはいかがでしょうか。

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