「蛙化現象」と「倦怠期」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「蛙化現象」と「倦怠期」の違いとは?違い

この記事では、「蛙化現象」「倦怠期」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「蛙化現象」とは?

一方的に恋愛感情を抱いた相手がこちらに好きという感情を持って靡いたとき、不快感を持つのが「蛙化現象」【かえるかげんしょう】といいます。

言葉の由来はグリム童話の「カエルの王様」で、位が高く、モテる人に片思いしてお熱を上げているときだけが楽しいと感じ、いざ惚れられると急に熱が冷めて嫌いになってしまうのです。

このようなところから、好きな人であっても生理的に受け付けない行動を見せる人に嫌悪感を抱いて距離を置きます。


「倦怠期」とは?

相手と一緒にいても心弾まず、つまらないと感じてしまう時期に入ることを「倦怠期」【けんたいき】といいます。

付き合った頃のような新鮮味がなく、もう何を話しても面白いと思えないのです。

「同棲相手と倦怠期を迎える」といえば、何年も同じ生活が続き、慣れてしまって楽しいと思えない生活でがっかりする人たちの状態を指します。


「蛙化現象」と「倦怠期」の違い

ここでは「蛙化現象」「倦怠期」の違いを、分かりやすく解説します。

好きという感情を持たれた瞬間燃え上がっていた熱が急に冷めてしまい、気持ち悪いと思ってしまうのが「蛙化現象」です。

もう一方の「倦怠期」はもう何をしてもまんねり化して、面白みが感じられない状態に陥っている状態を指します。

相手の話がつまらない、連絡したいと思えないという恋愛関係の2人の間で生じるものであり、別れが間近な状態という意味でも使われている言葉です。

「蛙化現象」の例文

・『好きな先輩に告白されると嫌いになる蛙化現象に悩む』
・『好きになった男に言い寄られると鳥肌が立つ蛙化現象が起きた』

「倦怠期」の例文

・『倦怠期に入った男女は1人の時間を増やして別々に過ごす』
・『愛情が薄れる倦怠期に入ると、一緒にいるだけで落ち着かない』

まとめ

どこか似ている態度を見せる恋愛においての言葉を2つ取り上げましたが、どういった気持ちになるかさらに深堀してみるといいでしょう。

違い
違い比較辞典