この記事では、「部署」と「セクション」の違いを分かりやすく説明していきます。
「部署」とは?
少人数(10名以下)で構成された「課」が複数集まってできた組織を意味する言葉です。
一般的に、「部」や「課」などのように、組織図上に明確に区切られた単位を指します。
「セクション」とは?
会社など組織において「課」のような部署の一部分を意味する言葉です。
印刷物や音楽などの分野でも使われます。
印刷物では、紙面上に区切られた一定の部分を「セクション」と呼びます。
音楽では、楽曲の構成要素や、楽器の種類によって分けられたグループを「セクション」と呼びます。
「部署」と「セクション」の違い
「部署」と「セクション」の違いを、分かりやすく解説します。
「部署」と「セクション」という言葉は、会社や組織の構成単位を表すときに使われますが、意味や使い方には違いがあります。
「部署」と「セクション」の違いとしては、規模や階層の違いによるものだと言えます。
一般的には、「部署」のほうが「セクション」よりも大きく、上位の組織です。
しかし、会社や組織によっては、この区別が曖昧になることもあります。
「部署」の例文
・『このプロジェクトの成功には、全部署の協力が必要不可欠だ』
・『部署異動したことによって、仕事内容が大幅に変化した』
「セクション」の例文
・『私はこのセクションのリーダーを務めています』
・『セクションごとに分けて、課題に当たるようにしましょう』
まとめ
「部署」と「セクション」は、どちらも組織や構成の一部を表す言葉ですが、使い方には違いがあります。
「部署」は、それぞれに役割や分担を決めた場所や単位を指します。
その一方で、「セクション」は、英語の「section」から来たカタカナ語で、部分や部門という意味です。
しかし、「部署」と違って、役割や分担が明確に決まっているとは限りません。
それぞれの言葉を正しく使い分けられるように注意しましょう。
