「pandemic」と「epidemic」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「pandemic」と「epidemic」の違いとは?違い

「pandemic」「epidemic」はどのような意味を持つ英単語で何が違うのでしょうか。

この記事では、「pandemic」「epidemic」の違いを分かりやすく説明していきます。

「pandemic」とは?

「pandemic」とは、「病気の世界的流行」を意味する英単語です。


「pandemic」の使い方

感染症など流行性の病気が世界規模で発生しとても危険な状態になることを意味します。

新型コロナウイルス感染症が世界に広まり大きな脅威となったのは記憶に新しいところですが、コロナウイルス感染が世界規模で広まり大問題になったあの状況こそが「pandemic」に当たります。

「pandemic」という単語そのものは昔から存在し病気の大流行を懸念する文脈で使われていましたが、実際に「pandemic」が当てはまる病気の世界的流行が発生したのは新型コロナウイルスが初めてのケースです。


「epidemic」とは?

「epidemic」とは、「病気の地域的な流行」を意味する言葉です。

「epidemic」の使い方

病気が一部地域で流行し問題になる状況を指します。

アフリカの一部で発生したマラリアの大流行や東アジアで起きたSARSと呼ばれる呼吸器症候群など、特定の国や地域で病気が大流行する危険な状態を表す言葉です。

「pandemic」と「epidemic」の違い

「pandemic」「epidemic」の違いを、分かりやすく解説します。

「pandemic」「epidemic」の違いは「範囲」です。

どちらも感染症などの病気が大流行する危険な状況を表す言葉ですが「pandemic」は流行が世界的に拡大している状況を指すのに対し「epidemic」は流行が一部地域にとどまっている状態を指す、という違いで区別されます。

一般的に感染症は発生地から徐々に範囲を広げる形で流行を広めていくため局所的な感染流行が拡大して「epidemic」になり、地域的な流行の段階で封じ込めに失敗すると「pandemic」に拡大します。

まとめ

「pandemic」「epidemic」は感染範囲の違いで区別されます。

新型コロナウイルスの大流行により耳にする機会が増えた英単語なので覚えておきましょう。

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