この記事では、「腹立たしい」と「いまいましい」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「腹立たしい」とは?
態度が悪い人に苛立つときの感情を「腹立たしい」【はらただしい】といいます。
思い出すと怒りがこみ上げてくる人の態度を指すのです。
胃がムカつくほど苛立ちを感じる状態を指し、気分がとても悪いと感じます。
使い方は「勝手に使うとは腹立たしい」といって使うわけです。
このように、相手が苛立つ動きを見せたり、言葉かけてきたときに見せる態度を指します。
「いまいましい」とは?
酷い仕打ちしてくる人に対して持つ感情を「いまいましい」といいます。
自分の思い通りに物事が進まない状況を指し、苛立つ気持ちを表すのです。
また、相手から気に障るような行為されたときに感じる気持ちや、大変な状況に追い込まれたとき失敗に対してしゃくに障る人の気持ちを伝えます。
使い方としては、「いまいましい感情に包まれる」というように、自分の複雑な気持ちを伝えるのです。
「腹立たしい」と「いまいましい」の違い
ここでは「腹立たしい」と「いまいましい」の違いを、分かりやすく解説します。
相手の言動が人を見下したり、ふざけていると感じたとき怒り覚えて腹を立てることを「腹立たしい」といいます。
「上司の顔を見ただけで腹立たしい」といった使い方をするわけです。
もう一方の「いまいましい」は「腹立たしい」よりも酷くしゃくにさわる相手の行動に怒りがこみ上げてくるとき使います。
また、穢れた行動や言動を慎む必要性があるといったときに使うのです。
「腹立たしい」の例文
・『浮気しても知らん顔する彼に腹立たしい気持ちになる』
・『話も聞かず怒る上司の指導の仕方が腹立たしい』
「いまいましい」の例文
・『鞄の中を物色して物を盗むいまいましい泥棒だ』
・『見下す態度を見せるいまいましい彼氏に腹が立つ』
まとめ
相手の酷い態度を見たときに使いますが、意味にまた違いがあります。
どのような場面で使うかに着目して、うまく使い分けてみるといいでしょう。
