この記事では、「遊覧船」と「クルーズ船」の違いを分かりやすく説明していきます。
「遊覧船」とは?
「遊覧船」とは景観の良い水域で観光客を楽しませるために遊覧する旅客船です。
港などで客を乗せ観光スポットとなっている水域まで移動して、水上からの景観を楽しませてから元の場所まで戻って客を降ろします。
道中では速度を出して移動時間を減らしつつ、絶景スポットでは航行速度を落として多少長い時間乗客を楽しませるなど、航行速度は客の需要を考慮して加減され一定ではありません。
一周の時間は長くても数時間程度なので食事できる場所がある船もない船もあります。
「クルーズ船」とは?
「クルーズ船」とは船旅をレジャーとして体験するための旅客機です。
港で客を乗せ海上ルートを一周して戻ってくるという流れになります。
ただし「クルーズ船」は1泊だけのものもあれば数ヶ月掛けて世界一周するようなものもあり、安全な航路は日々変化するのでどのルートを通るかはまちまちです。
また最短でも一泊からと長い航行なので食事できる場所はもちろん宿泊施設や医務室もありますし、高級な「クルーズ船」であればプールやカジノがある船も存在します。
「遊覧船」と「クルーズ船」の違い
「遊覧船」と「クルーズ船」の違いを、分かりやすく解説します。
観光地で水上の観光スポットを楽しませるための船が「遊覧船」で、船での旅という体験を楽しませるための船が「クルーズ船」です。
「遊覧船」は長くても一周するのに数時間程度の短時間ですが、「クルーズ船」は最短でも一泊でながければ数ヶ月という非常に長い期間がかかります。
そのため必要となる設備や積荷の量も違うため「遊覧船」は小型の船が多く「クルーズ船」は基本的に大型船です。
まとめ
「遊覧船」は船の上からでしか楽しめない絶景を楽しませるものであり、「クルーズ船」は船旅という経験を楽しませるものなので、何をレジャーにしているかからして違います。
そのため「遊覧船」の楽しみは観光地によって変わりますが、「クルーズ船」の楽しみは所有している会社や船ごとに違ってくるでしょう。
