この記事では、「選手」と「スポーツマン」の違いを分かりやすく説明していきます。
「選手」とは?
「選手」は、スポーツのプロ、職業としてスポーツをしている人のことをさします。
また、チームの中で選ばれたり、県や国の代表として試合や競技会でプレイする人も選手とよばれます。
さらに、比喩表現として使われることもあり、例えば長年使用したものに対して「このフライパンは10年選手だ」といった表現をしたり、長く勤めている人に対して「この会社ではもう20年選手だ」などの表現があります。
比喩表現で使われる場合は、長年経験を積んでいる、長年使いこまれているという意味です。
「スポーツマン」とは?
「スポーツマン」は、スポーツが好きで毎日・毎週のように運動している人、スポーツ愛好家のことをさします。
また、スポーツ選手に対してもスポーツマンという言葉を使うことがあります。
「選手」と「スポーツマン」の違い
「選手」と「スポーツマン」の違いを、分かりやすく解説します。
選手もスポーツマンも、スポーツのプロという共通する意味がありました。
しかし、選手の場合は、選ばれていたり、競技や試合で活躍している人のことをさしているので、普通にスポーツが好きというだけでは選手とは呼ばれません。
スポーツマンは、選手のこともさしますが、スポーツが好きでよく体を動かしているという人のこともさすので、この点は選手と異なります。
また、選手の場合は、比喩表現がありますが、スポーツマンはありません。
「選手」の例文
・『彼女は今年のオリンピック選手だ』
・『地方代表選手として選ばれるためにキツイトレーニングにも耐えた』
「スポーツマン」の例文
・『スポーツマンの彼は、毎日朝のランニングを欠かさない』
・『スポーツマンの姉をもって、姉と比べられるのが辛い』
まとめ
選手とスポーツマンの違いをお伝えしました。
選手とスポーツマンは、似た意味と違った意味があるので、どちらも理解して使い分けしてください。