この記事では、「美食家」と「食い道楽」の違いを分かりやすく説明していきます。
「美食家」とは?
美食家とは、味に妥協できないとにかく美味しい料理を求めている人、美味しい料理を好んで食べる人、誰もが美味しいというものしか認めない、贅沢品を好むというような人を指す言葉です。
グルメと言われることもあります。
美食家は、一般的によく使われる言葉で耳にすることも多いです。
「食い道楽」とは?
食い道楽は、美味しいものを作ることを趣味にしていたり、美味しいものを求めて食べる人のことを指す言葉で、食べることに熱中していて趣味や生きがいになっているというような人が多いです。
食い道楽はあまり使われることがありません。
「美食家」と「食い道楽」の違い
「美食家」と「食い道楽」の違いを、分かりやすく解説します。
美食家と食い道楽では、美食家という言葉のほうが耳にする機会が多いです。
美食家も食い道楽も美味しいものを求めるということは共通しています。
食い道楽のほうが料理を作ることも趣味にしているという点が美食家と少し異なる点と言えます。
また美食家のほうがより高級な食材を食べる、贅沢するというイメージが強いです。
「美食家」の例文
・『彼女は美食家で毎週高級レストランに足を運んでいる』
・『三ツ星レストランの料理でも美食家の彼の口には合わなかったようだ』
「食い道楽」の例文
・『これまで自分には道楽がなかったのだが、最近食い道楽が道楽となりつつある』
・『食い道楽な彼女は、高級料理だけでなく変わった食べ物やゲテモノまで色々と楽しんでいるようだ』
まとめ
美食家と食い道楽の違いをご説明しました。
美食家と食い道楽はほぼ同じ意味で使われている言葉になります。
どちらも美味しいものを好んで食べるという意味で使われているものの、よく使われているのは美食家となりますので、一般的に通じるように使うなら美食家を使うのが適しているという点が違いと言えるでしょう。