この記事では、「久しい」と「しばらくぶり」の違いを分かりやすく説明していきます。
「久しい」とは?
前に何かがあってから、今までに長い時間が経っていることを表します。
例えば、友人と会ってから数年が経ったときに、「久しいね」と言うことが可能です。
「久しい」は、相手との関係が続いていることを前提としています。
「しばらくぶり」とは?
対象となる人や物に対して、長いと感じる時間が経っていることを表します。
例えば、映画館に行ってから数ヶ月が経ったときに、「しばらくぶりに映画を見た」と言うことが可能です。
「しばらくぶり」は、相手との関係が途切れていることを前提としていません。
「久しい」と「しばらくぶり」の違い
「久しい」と「しばらくぶり」の違いを、分かりやすく解説します。
「久しい」と「しばらくぶり」は、どちらも長い時間が経過したことを表す言葉ですが、使い方に違いがあります。
「久しい」は、形容詞として使われ、ある事態が起こってから長い時間がたっているさまを表します。
その一方で、「しばらくぶり」は、副詞として使われ、時間的に隔たっているさまを表します。
また、「久しい」は、一般的に3か月以上の期間を指しますが、「しばらくぶり」は、数秒から数分の期間でも使えます。
「久しい」の例文
・『久しいな、元気だったかい?』
・『久しく会っていない友人からメールが届いた』
「しばらくぶり」の例文
・『しばらくぶりに、彼女とデートすることになった』
・『しばらくぶりにお会いできて嬉しい』
まとめ
「久しい」と「しばらくぶり」の違いは、時間の長さや相手との関係の継続性にあります。
一般的に、「久しい」が「しばらくぶり」よりも時間の間隔が長いというニュアンスがあります。
また、「久しい」は、前に会ったことがある相手に対して使うのに対し、「しばらくぶり」は、会ったことがない相手に対しても使うことが可能です。
それぞれの言葉を正しく使い分けるように注意しましょう。