「共々」と「一同」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「共々」と「一同」の違いとは?違い

この記事では、「共々」「一同」の違いを分かりやすく説明していきます。

「共々(ともども)」とは?

「共々」「一緒に何かをする様」「同じである様」を意味する言葉です。

「共々」と同じような意味を含める類義語には「連れ立って」「相ともに」「一緒に」「共に」などがあります。


「共同」の使い方

「共同」は名詞としてや動詞として「共同する」のように使われています。

共々 2. 「一同(いちどう)」とは? 「一同」「そこにいる人々全て」「仲間の人たち全体」「同じであること」「心を1つにして物事に当たること」を意味する言葉です。

「一同」と同じような意味を含める類義語には「一座(いちざ)」「満座(まんざ)」「満場(まんじょう)」「全会(ぜんかい)」「みんな」「誰しも」などがあります。


「一同」の使い方

「一同」は名詞として使われています。

「共々」と「一同」の違い

「共々」「一緒に何かをする様」「同じである様」を意味する言葉であり、英語だと“together”に相当すると言えます。

「一同」「そこにいる人々全て」「同じであること」などの意味を表す言葉であり、英語だと“all of us”“all together”などに相当すると言えるでしょう。

したがって、「共々」「一緒に(何かをやる)」「みんなで(何かをやる)」というニュアンスを表し、「一同」「みんな」というニュアンスを表す言葉であると解釈できます。

「共々」の例文

・『親子共々お世話になります』

「一同」の例文

・『お客様のご利用を社員一同心よりお待ちしております』

まとめ

「共々」は主に「一緒に何かをする様」という意味を表し、「一緒に(何かをやる)」「みんなで(何かをやる)」というニュアンスを含んでいます。

一方、「一同」は主に「そこにいる人々全て」という意味を表し、「みんな」というニュアンスを含めるということでした。

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