「思い描く」と「想い浮かべる」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「思い描く」と「想い浮かべる」の違いとは?違い

この記事では、「思い描く」「想い浮かべる」の違いを分かりやすく説明していきます。

「思い描く」とは?

「思い描く」「おもいえがく」と読みます。

「思い描く」は、「物の姿や形などを、心の中で想像してみること」という意味があります。

例えば、好きな人の顔を、写真を見るのではなく、心の中で想像するとき、「思い描く」という言葉を使うことができます。


「想い浮かべる」とは?

「想い浮かべる」「おもいうかべる」と読みます。

「想い浮かべる」は、「心に浮かべる」「こころに描く」という意味があります。

例えば、誰かの名前を聞いた時、その名前から姿を連想してこころに描くようなとき、「想い浮かべる」という言葉を使うことができます。


「思い描く」と「想い浮かべる」の違い

「思い描く」「想い浮かべる」の違いを、分かりやすく解説します。

「思い描く」は、「物の姿や形などを、心の中で想像してみること」という意味があります。

一方の「想い浮かべる」は、「心に浮かべる」「こころに描く」という意味があります。

どちらの言葉も、心に映像やイメージを浮かべるという共通の意味があります。

しかし、「思い描く」は、よりリアルに、さらに積極的であるのに対して、「想い浮かべる」は、何かから連想されて、受動的にぼんやりとこころに描くような印象の違いがあります。

「思い描く」の例文

・『将来の自分の姿を、ありありと思い描く』
・『政治家として、未来の日本を思い描く』

「想い浮かべる」の例文

・『酔って、学生時代の自分を思い浮かべる』
・『行ったことのない海外の様子を、思い浮かべる』

まとめ

「思い描く」「想い浮かべる」という2つの言葉の違いについてみてきました。

2つの言葉はよく似た言葉だということがわかりました。

一方で、明確な違いもありました。

2つの言葉の意味の違いを知ることで、きちんと使い分けることができるのではないでしょうか。

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