この記事では、「ラムネ」と「サイダー」の違いを分かりやすく説明します。
「ラムネ」とは?
ラムネとは、玉詰め瓶と呼ばれる独特の瓶に入った炭酸飲料のことをいいます。
この瓶はラムネ瓶と呼ばれることもあります。
瓶の口をビー玉で栓をしていて、イギリスで発明されたものです。
昔はビー玉ではなくコルクが使われていましたが、コルクは高価だったのでビー玉を使うことが考えられました。
コルクは炭酸が抜けやすいですが、ビー玉だと密栓できるので炭酸が抜けないというメリットがあります。
日本でラムネは明治から昭和にかけて庶民の飲み物として普及しました。
現在は昔に比べると消費量は減っていますが、夏の定番の飲み物として根強い人気があります。
「サイダー」とは?
サイダーとは、炭酸水に砂糖や香料、酸味料などを加えて味付けした炭酸飲料のことをいいます。
英語の「cider」が語源ですが、「cider」は本来リンゴ酒のことを指す言葉です。
横浜で在留外国人向けにリンゴとパイナップルのフレーバーを付けた炭酸飲料をシャンペン・サイダーとして売り出したのが始まりです。
その後、三ツ矢平野シャンペンサイダーが発売され、現在の三ツ矢サイダーとして定着しています。
三ツ矢サイダーは発売から100年以上が経過していますが、現在も販売されているロングセラー商品です。
カロリーゼロ・糖質ゼロの三ツ矢サイダーも発売されています。
「ラムネ」と「サイダー」の違い
ラムネの中身はサイダーと同じものですが、入れられている容器に違いがあります。
ラムネは玉詰め瓶という独特の瓶に入ったものを指します。
サイダーには色々な容器があり、瓶に入ったものもあればペットボトルに入ったものもあります。
まとめ
ラムネとサイダーは炭酸飲料で、中身の飲み物は同じものです。
しかし容器に違いがあり、玉詰め瓶に入ったものをラムネと呼んでいます。
それ以外の容器に入ったものはサイダーになります。