この記事では、「何ですか」と「何なんですか」の違いを分かりやすく説明していきます。
「何ですか」とは?
いきなり話しかけてくる人に対して、事情を聞くとき使う言葉が「何ですか」【なんですか】です。
自分が予想していない行動してくる相手の突拍子もない行動や言動に、驚きと苛立ちを込めて聞くときに使います。
他には「それは何ですか」と相手が持っている見たこともない物の詳細を聞く言葉にもなるのです。
このように、自分が疑問に感じた気持ちを簡単な言葉でぶつけます。
「何なんですか」とは?
仕事中だというのにいたずらして妨害してきたり、おかしな言葉を発して嫌がらせするとき苛立つ気持ちを持って相手にぶつけるのが「何なんですか」【なんなんですか】です。
1回だけではなく、何度も妨害してきたとき、さすがにもうやめてほしいと強い口調で相手を非難するために使います。
それだけ面倒な相手にそうするか聞きながら、いたずらを阻止する抑制効果もある言葉です。
「何ですか」と「何なんですか」の違い
「何ですか」と「何なんですか」の違いを、分かりやすく解説します。
相手が仕事を妨害する行為してきたとき、どうしてそのようなことをしてくるか聞くのが「何ですか」です。
「あれは何ですか」と疑問に思うものを指差して、人に教えてもらうとき質問する場合にも使われています。
もう一方の「何なんですか」は大事な仕事しているというのに何度も邪魔してきたとき、どうしてしつこく嫌がらせするのか分からない相手への苛立ちを強くぶつけるとき使う言葉です。
注意しても邪魔する者の気持ちが分からず、不安が怒りとなって言葉に出すとき語尾を強めて放ちます。
「何ですか」の例文
・『この辞典の裏表紙に描いてある兎の絵は何ですか』
・『走って来て、いきなり肩を叩くとは何ですか』
「何なんですか」の例文
・『何回も背中に落書きしてくるだなんて、一体何なんですか』
・『もう何なんですか。椅子の上に電話を置くのはやめて下さい』
まとめ
意味が分からない行為してくる人に対して怒りを込めて使う言葉を取り上げましたが、より苛立つ感情をぶつけられるのが「何なんですか」を使えばいいでしょう。
